30代の転職理由1位は「待遇や職場環境への不満」──求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が1月21日、そんな調査結果を発表した。2位は「スキルアップ/新しい仕事への挑戦」、3位は「ライフスタイルの変化」だった。

 調査では「残業が月80時間超も続いていて、上司のパワハラも激しかったから」(38歳男性)、「フェアじゃない環境で、成績を出し続けていたのに正当な評価をされなかったから」(35歳 女性)、「残業が多く勤務時間が長いわりに、給料が上がらなかったから」(31歳女性)など、過重労働や給料への不満が目立った。

 また「結婚と転居により前職を辞めざるをえなかったため」(31歳女性)、「育児に理解のある企業で働きたいと思ったから」(37歳女性)などの声も上がった。30代になると、ライフスタイルの変化による転職も増える──と、ビズヒッツは分析している。

●30代の転職で失敗したことは

 30代の転職で失敗したことは、「もっと他の会社と比較検討すればよかった」が最多。「安易に決まったところに就職するのではなく、長期的な視点で転職先を決めるべきだった」(30歳男性)、「事務職にこだわって、再就職の範囲を狭くしてしまった」(38歳女性)など、後悔の声が上がった。収入が途絶えることへの不安から、「どこでもいいから」と焦って決断する人も少なくないようだ。

 2位は「転職先のリサーチが足りなかった」、3位は「20代のうちに転職すればよかった」、4位は「面接対策・自己分析をしなかった」、5位は「資格取得・スキルアップをしておけばよかった」という結果だった。

 調査は2020年12月3〜15日、インターネットで実施。30代で転職を経験した男女(女性96人、男性107人)から回答を得た。