タカラトミーは2月10日、ダイキャスト製ミニカー「トミカ」の新商品として、テレビアニメ「鬼滅の刃」に登場するキャラクター5人をイメージした「トミカ」5種の予約受付を開始した。2020年から続く「鬼滅の刃」ブームでビジネス展開を勢いづけ、消費者へアピールしたい同社の思惑が透けて見える。

 4月中旬から、全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売り場、インターネットショップ、トミカ専門店「トミカショップ」、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」などで発売する。

 同社は「竈門 炭治郎」「竈門 禰豆子」「我妻 善逸」「嘴平 伊之助」「栗花落 カナヲ」をイメージしたオリジナルデザインで「トミカ」を製作した。 価格は各880円(税込)。

 炭治郎モデル(トヨタ 86)は、緑のボディーカラーを基調に市松模様とサイドには漆黒の日輪刀を描写。ヘッドライトは炭治郎の瞳のように赤色で装飾し、リアには鬼殺隊の隊服と同じく「滅」の文字を刻んだ。

 禰豆子モデル(SUBARU BRZ)は、禰豆子が締めている帯揚げの紅と白の市松模様がアクセントで、竹筒をくわえている様子をグリルの塗装で再現した。

 善逸モデル(日産 リーフ)は、雷の呼吸の使い手の善逸をイメージし電気自動車をセレクト。鱗文と黄色と橙色のグラデーションで善逸の羽織を表現。サイドには走る稲妻のような紋様と、リアに「滅」の文字を刻んだ。

●2021年も「鬼滅の刃」ブーム続く

 伊之助モデル(SUBARU フォレスター)は、車両本体が猪突猛進な力強さを思い起こさせるアクティブなSUV。ルーフからボンネットにかけて2本の日輪刀と、フロントにはトレードマークの猪頭を描いた。

 カナヲモデル(SUBARU サンバー)は、花屋の移動販売車を基に、カナヲが持つ日輪刀の鍔や鞘に描かれている花の紋様をサイドのパネルに描いた。

 「鬼滅の刃」人気は2021年に入ってからも続いていて、バンダイスピリッツが「鬼滅の刃」煉獄杏寿郎の武器を再現した「日輪刀」を発売するなど、関連商品が続々と登場している。タカラトミーも「鬼滅の刃」ブームでビジネス展開を勢いづけることによって、消費者への強いアピールを見込む。