大東建託は、大阪府居住の成人男女を対象に居住満足度調査を実施した。大阪府に居住する累計3万1434人の回答を「住みここち」として集計した。また、累計1万4342人の回答を「住みたい街」として集計した。その結果、住みここち(駅)1位はJR東西線の南森町G駅(グループ)だった。オフィスや商店が多く集まり、有名な天神橋筋商店街があり便利なこと、駅南側には大阪天満宮、大川沿いには公園もあり緑が多いことが挙げられた。

 2位は駅直結でオフィスやレストラン、ホテルや文化施設がある地下鉄四つ橋線の渡辺橋G(グループ、2つの近接駅を統合)駅、3位は明治の森箕面国定公園や箕面温泉街があり観光客も多い阪急箕面線の箕面駅だった。トップ10のうち6駅が、前年度の調査でもトップ10にランクインしていた。

 住みここち(自治体)の1位は、大阪市天王寺区だった。市のほぼ中心に位置し、「天王寺・阿倍野」として商業施設が集積していること、中高一貫校も多い文教地区であり、近年の再開発によるタワーマンションの供給も活発なことが挙げられた。

 2位は大阪市内へのアクセスが約30分と便利であり、ベッドタウンとして発展した箕面市、3位は梅田近辺の繁華街を中心とした区で、大阪の二大繁華街の一角である大阪市北区だった。19年度調査のトップ10のうち、9自治体が今回もランクインしている。

●住みたい街(駅)1位は?

 住みたい街(駅)1位は、JR東海道本線の梅田A(エリア、3つ以上の近接駅を統合)駅だった。JR数路線と阪急・阪神・地下鉄が乗り入れている西日本最大の拠点駅で、商業施設やホテル、ビジネスタワーと駅が直結していることが理由として挙げられた。

 2位は阪神淡路大震災後に再開発が進んでいるJR東海道本線の西宮北口駅、3位は多くの商業施設や、アーケード商店街など昔ながらの雰囲気も残るJR大阪環状線の天王寺A駅だった。上位5位までの駅は、19年度調査時と同じ顔ぶれだった。

 住みたい街(自治体)1位は、住みここちランキング3位だった大阪市北区だった。繁華街でありながら自然も残る場所であることが理由として挙げられた。2位は住みここちで1位であった天王寺区、3位は大阪のベッドタウンである吹田市だった。19年度調査のトップ10のうち、8自治体が今回もトップ10にランクインしている。

 新型コロナウイルスの影響によって在宅勤務やテレワークが浸透したことでランキングに変動はあるのか、次回の調査結果にも注目が集まる。