MMD研究所は18歳から69歳の男女を対象に、3月における通信サービスの利用動向調査を実施した。

 携帯電話やスマートフォンを利用している3万7731人のうち、メインで利用する通信サービスのプラン変更や乗り換えを検討しているかを聞くと、「検討している」が37.0%、「検討していない」が63.0%だった。

 プランの変更や乗り換えを「検討している」と答えた1万3962人を対象に、次の検討先を聞くと、「docomo(ahamo以外のプラン)」が最も多く24.7%、次いで「ahamo」が21.8%、「Rakuten UN-LIMIT」が18.1%となった。

 続いて検討先通信サービスを検討度が高い順から並べ、今使っている通信サービスと比較した。するとdocomo、au、SoftBankの新プランである「ahamo」の72.9%、「povo」の82.4%、「LINEMO」の76.6%は、現在利用しているキャリアからの移行検討だった。

 対象者4万人のうち、メインでスマホを利用している3万4489人のうち、支払っている月額料金が分からない回答者を除いたうえで、通信のみの月額料金を通信サービス別に聞いた。docomo、au、SoftBankユーザー2万1816人の料金は平均で6786円となり、Y!mobile、UQ mobileユーザー3544人は平均で3548円、MVNO(格安スマホサービスを提供している通信事業者)ユーザー3701人は2030円だった。

 次に、通信のみの月額料金の詳細を見ると、docomo、au、SoftBankユーザー2万1816人は「4000円〜5000円未満」と「5000円〜6000円未満」が12.4%だった。Y!mobile、UQ mobileユーザー3544人は「2000円〜3000円未満」が32.6%、MVNOユーザー3701人は「1000円〜2000円未満」が55.8%で最も多い結果となった。なお、料金に関する質問においてRakuten UN-LIMITは無料期間のため除いている。

●オンラインでの契約経験の有無は?

 また、携帯電話やスマホを利用している3万7731人を対象に、オンライン上で新規契約や機種変更、プラン変更などの手続きをしたことがあるかを通信サービス別に聞いた。その結果、「オンラインでの契約経験がない」はauが最も多く73.6%、次いでSoftBankが72.1%、docomoは64.4%となった。

 サブ端末を持っていない3万3626人に、2台目のスマホの契約を検討しているか聞いたところ「検討している」が5.6%、「検討していない」が94.4%となった。

 2台目のスマホの契約を検討している1893人に検討先を聞いたところ、「Rakuten UN-LIMIT」が24.8%と最も多く、次いで「docomo(ahamo以外のプラン)」が18.7%、「ahamo」が15.4%だった。

 docomo、au、SoftBankは新しいプランを打ち出し、従来より安価な料金設定に関心が向けられた。しかし新プランでは手続きやサポートはオンライン対応となる。オンライン上でプラン変更などの手続きをしたことがないユーザーに対して、企業がどのような対応をしていくか、各キャリアの動向に注目が集まる。