楽天が運営する就職活動情報サイト「楽天みん就」が、2022年卒業予定の学生を対象にした「2022年卒就職人気企業ランキング」を発表した。1位は大手商社の中でも好調な業績を維持している伊藤忠商事(昨年3位)で、11年以来10年ぶりに1位を獲得した。

 続く2位はNTTデータ(昨年1位)、3位はソニーミュージックグループ(同17位)、4位は味の素(同2位)、5位は花王(同4位)と続いた。

 業界別で見ると、クレジットカード企業である29位のジェーシービー(JCB)(昨年82位)、50位の三井住友カード(同134位)が昨年から大幅に順位を上げた。また銀行も75位の三井住友銀行(昨年121位)、76位のみずほフィナンシャルグループ(同124位)、86位の三井住友信託銀行(同166位)と全体的にランクアップした。

 みん就によると、これは昨今のキャッシュレス化進展による影響を受けたこと、また各企業が実施している通年採用やデジタル人材の採用枠増設といった取り組みに対し、学生が反応したことが要因の一つだという。

 また総合ランキングで3位のソニーミュージックグループ(昨年17位)を筆頭に、11位のエイベックス(同49位)、19位のポニーキャニオン(同96位)、42位の任天堂(同54位)など、音楽やゲーム関連企業への注目度も高かった。

 さらに新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、企業選びで重視するようになったポイントについて尋ねたところ、「経営基盤が安定している」(34.3%)、次いで「リモートワークができる」(27.1%)という回答が多かった。

 当調査は20年9月16日〜21年2月25日にかけ、22年卒業予定の大学生・大学院生1722人を対象に実施。学生がWebサイトおよびオンラインイベントで各企業の志望理由を「仕事」「会社」「雇用」「社会的責任」「採用活動」の5つの観点から回答した結果を集計した。