ユニ・チャームが開発した口元や顔の表情が視認できる半透明マスクが発売初日で完売した。同社広報によると、27日午後1時にWebサイトで販売を始めたところ、午後8時には予定数量(月産3000枚)が売り切れた。販売再開時期は現在調整中。

 「unicharm 顔がみえマスク」は、口元や表情によってコミュニケーションをとることが多い、聴覚障がいがある人や言語障がいがある人に配慮した製品。全方位フィット構造により隙間が少なく、飛沫(ひまつ)が外に漏れにくい仕様となっている。

 くもり止め加工をした透明フィルムと顔にフィットする布を組み合わせることで顔の80パーセントを視認でき(目の真ん中から下を100とした場合)、やわらかくて耳に負担がかかりにくい「ワイドフィット耳かけ」を採用。抗菌生地で手洗いも可能だ。

 開発の背景には、新型コロナウイルス感染対策を意識した生活習慣の長期化が見込まれること、従来の口を動かしやすいよう設計されたマウスシールドは、本来マスクに求められる飛沫の抑制に不安を残していたことがある。同社は20年夏、半透明マスクの開発に着手したと発表。「超立体マスク」や「超快適マスク」の技術を結集して実現した。

 当初の販売期間は4月27日〜5月14日。早期完売となったが、販売再開の時期が決まったらあらためて告知するという。