とんかつチェーン「かつや」などを展開するアークランドサービスホールディングスは、新業態「スーパーグリルブラザーズ」の1号店を6月4日にオープンすると発表した。手掛けるのは、同社の子会社でタイ料理「マンゴツリー」などを運営するミールワークス(東京都千代田区)。

 コンセプトは「仕事帰りに休日に、毎日を頑張る人たちのために、お腹も心もエナジーチャージできるグリルレストラン」。ミールワークスが得意とするシーフードとミートを兄弟(ブラザー)に見立てた店名にした。看板メニューは、塊肉、シーフード、野菜をグリルした「スーパーグリルコンボ」(4950円)。総重量は1.5キロ超あり、2〜3人で食べることを想定する。平均客単価はランチが1300円、ディナーは4000円程度とした。

 同店は、東京・銀座のコリドー街にある。ターゲットとするのは、20代後半〜40代のビジネスパーソン。オープンは午前11時で、ランチやティータイムの利用、仕事帰りの飲み会需要を狙う。

 オープン時は、緊急事態宣言の影響で酒類は提供しない。また、当面は時短営業とする。

●深酒する客が減ったことに対応

 店舗面積は約380平米で、1階と2階合わせて166人分の座席を用意した。1階には、テーブル席とカウンターだけでなく、テレビを見ながら食事ができるハーフスタンディングエリアもある。

 もともと、ミールワークスはこの店舗でラテン料理を提供していた。オープンするのは夕方以降(平日)で、店内は薄暗い雰囲気だったという。同社の小島一生社長は「店内を明るくして、気軽に仲間とワイワイ盛り上がれるようにした」と説明する。

 深酒をする客は減少傾向にあるため、お酒をそれほど飲まない層でも楽しめるように、写真映えするサワーやノンアルコールカクテルなどを充実させた。また、コロナ禍で持ち帰り需要が高まっているため、テークアウト商品も販売する。

 テレワークが普及したとはいえ、出勤するビジネスパーソンはまだまだ多い。コロナが収束した後、飲み会需要はある程度復活すると見込まれるが、同店のビジネスモデルは支持されるか。