凸版印刷とCCCマーケティングはロッカーを経由して企業がサンプル商品を消費者に届けることができる「GX(Good Experience)ロッカー」を開発した。7日からTSUTAYA赤坂店で実証実験を始めている。

 GXロッカーはブランドと消費者の出会いを創出する非接触型サービス。企業は事前にオンライン上でQRコードやシリアルコードを発行する。消費者はそれをロッカーに入力し、サンプル商品やノベルティグッズを受け取れる仕組みだ。

 コロナ禍の影響でオンラインでの買い物や必要以上の外出を避けた「目的買い」が増加し、実店舗への来店客数が減少している。それに伴い、今まで企業が店頭や街頭で行っていた試食・試飲、サンプリング、体験型イベントなど消費者と商品のタッチポイントを生み出すのが難しくなった。

 GXロッカーは、コロナ禍で難航している実際の商品を使ったマーケティング活動をサポートする。また、Tカードのデータと連携し、ターゲットの抽出から効果測定までを一貫して行なえる体制を整えた。正確なターゲットセグメンテーションや購買行動のトラッキングが可能になり、効果検証の精度向上が期待できる。

 実証実験は7月6日までの30日間。1日あたり約33個、合計で1000個程度の試供品の配布を想定している。