大東建託は、奈良県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。それによると、「住みここち(駅)ランキング」1位は、昨年から変わらず近鉄けいはんな線の「学研奈良登美ヶ丘駅」だった。

 自治体担当者は「学研奈良登美ヶ丘駅」について、「関西文化学術研究都市の南部にあり、始発駅で大阪への通勤・通学に便利。駅前にはイオンモールがあり、大渕池公園など大きな公園もあるバランスの取れた環境が人気」としている。

 2位も昨年と変わらず近鉄京都線「高の原駅」だった。特急や急行が止まり、京都方面へのアクセスが便利で、駅前には暮らしの施設が充実していることが理由のようだ。

 3位は昨年8位から躍進した近鉄奈良線「学園前駅」。大阪難波駅まで直通25分で、緑豊かな邸宅街が広がり、公共施設や暮らしの施設も充実しているという声が聞かれた。

 「住みここち(自治体)ランキング」のトップ3は昨年と変わらず1位は王寺町、2位広陵町、3位生駒市だった。王寺町の居住者からは「比較的町民のことを考えており、街独自の取り組みなども行ってくれているためコロナ流行期間中も大きな不安に襲われることはない。公園なども、古くなった遊具をきれいに整備してくれ、子育てのしやすさも感じている」(女性・37歳・既婚・現業職)といった声があった。

●奈良県民が「住みたい」と思う街は?

 「住みたい街(駅)ランキング」の1位は、2年連続でJR東海道本線「梅田A駅」、2位は昨年7位の近鉄奈良線「生駒G駅」、3位は昨年5位の近鉄奈良線「学園前駅」だった。(2つの近接駅を統合した場合は駅名の後にGを、3つ以上の近接駅を統合した場合はAを付記)

 「住みたい街(自治体)ランキング」の1位は3年連続で奈良市、2位は昨年4位の生駒市、3位は昨年2位の橿原市だった。5位までの顔ぶれは昨年と全く同じで、順位だけが入れ替わった。

 今回の調査は、奈良県居住の20歳以上の男女を対象にインターネット上で実施した。調査期間は21年3月17〜30日、20年3月17日〜4月3日、19年3月26日〜4月8日、有効回答数は合計6380人。なお、「住みたい街ランキング」は、21年度の回答のみで集計した。