王将フードサービスは6月17日、テークアウトとデリバリーに特化した専門店「餃子の王将 ジョイ・ナーホ 池尻大橋店」(世田谷区)を25日にオープンすると発表した。これまでもテークアウトとデリバリーに対応していたが、小スペースの専門店も試験的に出店し、需要増に応える。

 新店舗は、テークアウトとデリバリーに絞り、店舗面積を19.71坪に縮小した“都心型店舗”。従来店舗は40坪以上の面積が必要だったが、新店舗は「都心の住宅密集地にも出店でき、テークアウトとデリバリーの需要に応えられる」(同社)という。

 同社の2021年3月期(20年4月〜21年3月)連結決算は、売上高が前年比5.8%減の806億円、営業利益が同21.1%減の60億円、純利益が同19.3%減の42億円。コロナ禍で店内売り上げが落ち込む一方、テークアウトとデリバリーの売り上げは大きく伸長し、20年10月には前年同月比で過去最高売上を達成した。

 こうした背景から、同社はテークアウトとデリバリーに注力する考えだ。新業態の店舗は、利用状況をみて拡大を検討するとしている。