定年退職や老後を目前に控えた50代、キャッシュレスが進む昨今ではクレジットカードの見直しやステータスカードを意識する人も多い。GV(東京都港区)が運営するお金の情報を発信するサイト「まねーぶ」が、全国50代のクレジットカード保有者を対象に意識調査を実施したところ、3割以上が定年退職後のクレジットカードの見直しを検討していることが分かった。

 クレジットカードの保有枚数を尋ねると「1枚」が23.7%、「2枚」30.7%、「3枚」22.3%と7割以上が「3枚以下」と回答した。また保有歴については「20年以上」が52.0%と半数以上を占めた。

 メインで利用しているカードのランクは、7割以上が「一般カード」と回答した。また、メインカードのブランドでは1位が「楽天カード」で81人、2位「イオンカード」41人、3位「JCBカード」39人となった。選んだ理由では、「ポイント還元率が良い」が133人で最多となり、2位は「年会費が無料」で1位と僅差の131人、3位は「入会費が無料」で86人となった。

 カードの利用頻度についての質問では「週に2〜3日」が29.0%で最多となった。「ほぼ毎日」と「週に1回」を合わせると60.7%が週に1回以上利用していることが分かった。一方で「1カ月に1回」と答えた人も2割ほどいた。

 毎月の利用金額については「1万〜3万円未満」が29.0%と最多となり、次いで「3万〜5万未満」が16.0%、「5000円未満」が13.7%となった。また、利用している店やサービスについて尋ねると、1位は「ネットショッピング」が241人と突出し、2位に「食料品、日用品」が160人、「携帯電話料金」が121人と続いた。

 60代へ向けてクレジットカードへの意識は変わったかの質問では「意識が変わった、保有状況が変化した」と回答したのは15.3%にとどまった。カードの保有枚数を減らすとともに、収入の減少を見越して年会費の高いカードを解約するなどの意見が多く挙がった。

 定年後にクレジットカードを見直すかの質問では、「見直す予定」と回答したのは33.7%となった。見直し方法としては「解約退会」が66.3%と多くいることが分かった。また、「新規発行」を予定しているカードランクでは「一般カード」が67.6%と最多となった一方で、「ゴールドカード」も2割以上を占める結果となった。また、新規発行予定のカードブランドでは1位が「楽天カード」で10人、2位「dカード」5人、3位「三井住友カード」4人となった。

 クレジットカードに関する定年退職後の老後の不安について尋ねると、「年金収入だけになった時に、カードを持ち続けることができるのか」「使用制限額が収入によって変わってしまうのではないか」など、収入の低下によるクレジットカードへの不安の声が多数挙がった。

 調査は50代でクレジットカードを保有している300人を対象にインターネット上で実施した。調査期間は5月1日〜5月6日。