大東建託は宮城県に住む成人を対象に居住満足度調査を実施した。その結果、「住みここち(自治体)ランキング」の1位は3年連続で「富谷市」、2位は「仙台市宮城野区」、3位は「仙台市太白区」だった。

 住みここちランキング1位の「富谷市」は宮城県の中央部に位置する、仙台のベッドタウン。豊かな住環境・自然環境が整っており、大型商業施設も多い。1970年代から人口が増え続けており、人口の90%以上が新興住宅地居住者で子育て世代も多く、平均年齢も若い。

 居住者からは「新興住宅街で、新しい家も古くからある家もありバランスがよい。徒歩圏内の施設で全てをまかなえる便利さがある」(44歳女性)、「地震に強い地盤、津波の心配が無い。大型商業施設が充実している。児童手当が充実している。閑静」(53歳男性)といったコメントが寄せられた。

●住みここち(駅)1位は?

 住みここち(駅)1位には、3年連続で「勾当台公園G」(仙台市地下鉄南北線)がランクイン。勾当台公園Gは、仙台市地下鉄南北線の「勾当台公園駅」と「広瀬通駅」を統合したエリア。県庁や市役所などの公共機関と企業が集積し、百貨店や飲食店、文化施設などの生活施設がそろっている。

 居住者からは「仙台駅までのアクセスが、バス一本で行けるのが便利。少し行けば緑も多く、街並みも綺麗なので良い」(35歳女性)、「最寄り駅からも近いし、繁華街や商店街も近いので凄く便利」(51歳女性)といった意見があった。

 大東建託賃貸未来研究所の宗健所長は「住みここち上位に大きな変動は見られなかったが、仙台駅まで2駅で東北大にも近い落ち着いた雰囲気のマンション立地エリアとなっている、昨年15位から6位に浮上した大町西公園Gが目立った。ただし2021年の回答者は賃貸世帯が多いことから、回答者属性の変化がランキングに影響している可能性がある」とコメントした。

住みたい街(自治体)ランキング

 住みたい街(自治体)ランキングの1位は3年連続で「仙台市青葉区」、2位は「仙台市太白区」、3位は「仙台市泉区」だった。なお21年はランキング集計対象を東北全体に拡大したが、1〜5位の顔ぶれは変わらなかった。

住みたい街(駅)ランキング

 住みたい街(駅)ランキング1位は、3年連続で「仙台A」(JR常磐線)で、2位は「長町」(JR常磐線)、3位は「名取」(JR常磐線)と「泉中央」(仙台市地下鉄南北線)だった。こちらも1〜5位の顔ぶれに変わりはなかった。

 なお住みたい街(駅・自治体)ランキングについては、20年の仙台都市圏版から宮城県にある駅・自治体を対象にした宮城県版に変更し、昨年の順位は仙台都市圏版の順位を表示した。また本調査においては、2つの近接駅を統合した場合は駅名の後にG(group)を、3つ以上の近接駅を統合した場合はA(area)を付記している。

 今回の調査は宮城県在住の成人、19〜21年度累計1万258人の回答を「住みここち」として集計した。また、住みたい街ランキングは3209人の回答を集計した。