中学・高校生は、将来どんな職業に就きたいと考えているのだろうか。中学生200人、高校生800人に聞いた結果、男子の1位は「YouTuberなどの動画投稿者」、女子の1位は「歌手・俳優・声優などの芸能人」であることが、ソニー生命保険(東京都千代田区)の調査で分かった。

 本調査は、2017年、19年に続く3回目。男子中学生のなりたい職業は、前回と同じく1位「YouTuberなどの動画投稿者」(23.0%)、2位「プロeスポーツプレイヤー」(17.0%)だった。1位は「憧れの人がいるから」「活動している人を見て自分もやりたいと思ったから」、2位は「ゲームが好きだから」「選手を見てかっこいいと思ったから」などが理由に挙げられた。

 3位は前回5位の「社長などの会社経営者・起業家」(15.0%)、4位は前回と同じく「ITエンジニア・プログラマー」(13.0%)、5位は「ゲーム実況者」(12.0%)が初めてランクインした。前回10位だった「会社員」は、今回「公務員」「プロスポーツ選手」(各8.0%)とともに同率6位となった。

 女子中学生のなりたい職業は、前回と同じく1位「歌手・俳優・声優などの芸能人」(17.0%)だった。「憧れているから」「尊敬する歌手がいるから」などが理由に挙げられた。2位は前回7位の「YouTuberなどの動画投稿者」(16.0%)、3位は前回2位の「絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)」と前回10位の「美容師」(各14.0%)が同率でランクインした。

 5位には「デザイナー(ファッション・インテリアなど)」(11.0%)と同率で「ボカロP(音声合成ソフト楽曲のクリエイター)」が初ランクイン。ソニー生命保険では「女子中学生は芸能界に憧れをもち、活躍を夢見ている子が多い」と分析している。

●高校生のなりたい職業

 男子高校生のなりたい職業は、前回から1位と3位が入れ替わり、1位「YouTuberなどの動画投稿者」(15.3%)、2位「社長などの会社経営者・起業家」(13.5%)、3位「ITエンジニア・プログラマー」(13.3%)だった。1位は「好きなことを仕事にできるのは最高だから」「見ている人を笑顔にさせたいから」「コロナ禍でも安定しそうだから」などが理由に挙げられた。

 4位は前回6位の「公務員」(12.0%)、5位は前回8位の「教師・教員」(9.5%)がそれぞれ順位を上げた。8位には、中学生と同じく「ボカロP」が新たにランクインした。

 女子高校生のなりたい職業は、「公務員」「看護師」(各11.5%)が同率1位。公務員は「安定した職に就きたいから」「人の役に立ちたいから」、看護師は「人を助けたいから」「大変そうだがやりがいがありそうだから」「元気な人が少しでも増えてほしいから」などが理由に挙げられた。

 同率3位は、前回6位の「教師・教員」と前回3位の「歌手・俳優・声優などの芸能人」(各10.3%)。5位は前回6位の「保育士・幼稚園教諭」(9.8%)となった。前回調査ではトップ10になかった「YouTuberなどの動画投稿者」「マスコミ関係者」(各7.5%)が新たにランクインした。

 インターネットを使った調査で、中学生200人、高校生800人の計1000人が回答した。調査期間は6月9〜17日。