大東建託は、島根県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。「住みここちランキング」1位は、2020年調査と同じ「松江市」だった。

 自治体担当者は「松江市」について、「中心部から30分で海や山にアクセスでき、都市機能と自然が共存する利便性の高い町。ストレスサイエンスを取り入れたテレワークプログラムを推進していて、豊かな自然環境の中で働くことでストレスやバイタルデータに数値の改善がみられている」とコメント。

 居住者からは、「専門病院が半径2キロ以内、ホームセンターやスーパーマーケットが歩いて5分以内にあり便利」(55歳女性)、「幹線道路にアクセスが良く、無料道路も充実していてドライブも気軽にできる」(27歳女性)といった声が寄せられた。

 2位も昨年と変わらず「出雲市」がランクイン。大型商業施設や高度医療機関があり、安心して暮らせる住環境が整っている。また、出雲縁結び空港や山陰自動車道など、広域交通網の拠点としても整備が進められている点が支持された。

 3位も変わらず「雲南市」だった。登山や川遊び、釣りなどのアウトドアアクティビティができる一方、コンビニやスーパー、総合病院など都市的なエリアもある「ちょうどいい田舎」と評価。出雲空港まで20分、広島市まで2時間と都市部へのアクセスの良さも魅力に感じる人が多いようだ。

 21年の「住みたい街ランキング」は、ランキング集計対象を中国地方全体に拡大したが、1位2位は前回と同じく、1位は「松江市」、2位は「出雲市」、3位は「鳥取県米子市」だった。

 一方で「住みたい街が特にない」(52.7%)、「今住んでいる街に住み続けたい」(24.1%)と、回答者の約7割が今住んでいる街を評価していることも分かった。

 今回の調査は、19〜21年に合計2169人を対象にインターネット上で実施した。住みここちランキングの回答者数は2169人。また、住みたい街ランキングは21年調査における873人の回答を集計した。