求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、中間管理職の経験がある男女238人を対象に実施した「中間管理職がつらいと思う瞬間に関する意識調査」の結果を発表した。

 中間管理職とは「部下と上司を持つ管理職」で、部下を指揮しつつ、自分自身も上位管理職の指揮下にあるビジネスパーソンのこと。中間管理職がつらいと思う瞬間について尋ねたところ、1位は「板挟みになるとき」(121人)、2位は「部下を指導するとき」(21人)、3位は「仕事が多岐にわたるとき」(16人)という結果になった。

 1位の「板挟みになるとき」と答えた人からは「上からの意見と下からの意見の板挟みで、間を取り持つのが大変」(30代女性)、「部下の気持ちも分かるが、上司の意図や気持ちも分かるので、板挟みになる」(50代女性)といった「どちらの気持ちも分かるからこそつらい」という意見が多数となった。

 2位の「部下を指導するとき」と答えた人からは、「部下が私の指導方針に従ってくれないとき」(40代男性)など、「本社の方針をなるべく分かりやすく教えているつもりだが、部下に理解されない」という部下への指導に行き詰まったときにつらいと感じるとコメントが寄せられた。

 3位の「仕事が多岐にわたるとき」と答えた人からは「マネジメントだけでなく、自分も現場にでる必要がある」(40代男性)といった、マネジメントだけでなく実務もこなさなければならない、という仕事量の多さへの意見が見られた。

 次に「自分が中間管理職に向いていると思うか」と質問したところ、全体の153人(64.7%)が「全く向いていない」「あまり向いていない」と回答。向いていないと考える人が多い結果となった。

 向いていると答えた理由には「教育やマネジメントが得意だから」「バランスを取るのがうまいから」「人付き合いが得意だから」などの回答が寄せられた。一方で向いていないと答えた人からは「一人で仕事するのが好きだから」という意見や「ストレスを溜めやすい」と、性格上向いていないと考える意見が多数であった。

 最後に「仕事の悩みを相談する相手」を尋ねたところ、結果は全体の84人(35.3%)が「相談相手はいない」と答え、1人で悩みを抱え込んでいる中間管理職が多くいることが分かった。また、2位と3位には「家族」「友人・恋人」とプライベートの知り合いが入る結果となった。

 調査は2021年6月29日〜7月13日にインターネットによる任意回答で実施。中間管理職の経験がある男女238人(男性177人/女性61人)を対象とした。