ヤマハ発動機は、ミレニアル世代(20〜30代)の社会人552人を対象に、「遊び」に関する調査を実施した。その結果、ミレニアル世代の社会人の52.5%は、現在のワークライフバランス(以下WLB)に不満を感じていることが分かった。

 現在の生活において「仕事」と「遊び」の比率はどれくらいか聞いたところ、「仕事」の比率の方が高いと回答した人は50.0%で、「遊び」と回答した人は22.8%だった。

 また、WLBに不満を感じているミレニアル世代の社会人のうち67.5%が、実生活で「仕事」の比率が高い生活を送っていることが分かった。

 「仕事」と「遊び」どちらを優先させたいか聞くと、7割以上が「遊び」を優先したいと答えた。また、有給休暇を取得して遊びに行くことに対して罪悪感があるかを聞いたところ、58.3%が「罪悪感はない」と回答した。

 ただ年代別にみてると、30代前半の社会人は「罪悪感」へのポイントが高かった。罪悪感の理由を聞くと、「周囲の目が気になる」や「周りに迷惑をかけたくない」といった声のほか、「新型コロナウイルス感染症で自粛すべき」との声もあった。

●91%が「生活の中に遊びは必要」と回答

 続いてミレニアル世代の社会人に、遊びに対して最も強く連想するキーワードを聞いた。一番多かったのは「自由」、次いで「開放感」「幸せ」と続いた。一方で「怠惰」「逃避」「無責任」など「遊び」に対してネガティブな回答をした人の66.0%は、現在の生活で仕事の比率が高く、「遊び」に消極的であることがうかがえる。

 ネガティブな回答をした人に対し、いつから「怠惰」「逃避」「無責任」といった印象を持つようになったか尋ねた。その結果、社会人(54.2%)と回答した人が最も多く、ライフステージが進むにつれて増加が見られた。

 ミレニアル世代の社会人の91%は、生活の中に「遊び」は必要だと回答した。社会人に「遊び」が必要な理由を聞いたところ、最も多かったのは「息抜き・リフレッシュができる」(79.9%)だった。2位は「価値観が広がる」(30.2%)、3位「創造性や柔軟性が身につく」(9.5%)と続いた。

 また、社会人に「遊び」は必要と考える95%は、子どもの生活における「遊び」も必要と考え、「価値観が広がる」や「交友関係が広がる」といった声が寄せられた。

 一方で「遊び」は不要と考える75.5%は、子どもの生活の中での「遊び」も不要と考えていた。不要と考える理由を聞くと、「遊び」に肯定派の社会人は65.2%、否定派の社会人の78.4%が「トラブルに遭うリスクがある」と答えた。

 最後に新型コロナウイルス感染拡大前後で「遊び」に対しての印象が変わったかを聞いたところ、「変わらない」と答えた人は、53.1%だった。ミレニアル世代の社会人の具体的な「遊び」を質問すると、デジタルネイティブ世代らしく1位は「ゲーム・インターネット」、2位は「旅行・レジャー」、3位は「スポーツ」だった。

  調査は、日本在住の21〜39歳の552人を対象にインターネットで実施した。調査期間は、10月6〜7日。