与信管理サービスを提供するリスクモンスター(東京都中央区)は、「この企業に勤める人と結婚したいランキング調査」を実施した。その結果、1位は「地方公務員」(28.6%)だった。

 2位は「国家公務員」(25.6%)、3位は「トヨタ自動車」(7.3%)、4位は「任天堂」(6.6%)、5位は「アップル(Apple)」(5.5%)。以下、「グーグル(Google)」(4.9%)、「パナソニック」(4.0%)、「ソニー」(3.3%)、「日本コカ・コーラ」(3.1%)と続いた。

●地方公務員が国家公務員を上回り1位に

 前回の調査と比較したところ、今回初めて地方公務員が国家公務員を上回り1位となった。上位8位の顔ぶれは前回と変わらず、3位の「トヨタ自動車」は公務員を除いた事業会社のランキングで、9回連続1位を獲得している。

 前回の調査から大きく順位をあげたのは、「日本コカ・コーラ」(27位→9位)、「サントリー」(24位→14位)、「キリンビール」(45位→17位)、「明治」(35位→17位)などで、飲食料品製造業が目立つ結果となった。

●女性が結婚相手の男性に望む勤務先は

 男女別にみると、男性が結婚相手の女性に望む勤務先は「地方公務員」(27.3%)、「国家公務員」(22.3%)、「トヨタ自動車」(6.5%)、「任天堂」(6.0%)、「アップル(Apple)」(5.3%)がトップ5となった。

 女性が結婚相手の男性に望む勤務先は「地方公務員」(30.0%)、「国家公務員」(29.0%)、「トヨタ自動車」(8.0%)、「任天堂」(7.3%)、「グーグル(Google)」(7.0%)がトップ5入りした。

 男女別ランキングのトップ20をみると、男性の回答は航空運輸業(全日本空輸)や鉄道業(JR東海、JR東日本)が上位にランクインしている。

 一方で女性の回答は、商社(伊藤忠商事、三菱商事、住友商事)や、飲食料品製造業(キリン、カゴメ、サントリー)が目立った。

 結婚相手に勤めてほしい業種について聞くと、1位は「専門サービス」(11.0%)、次いで「通信・情報(IT)」(10.5%)、「商社・卸売」(9.4%)と続いた。前回1位だった「医療」は4位に順位を下げ、「化学」(14位→7位)、「不動産」(17位→11位)は、大きく順位を上げた。

●企業で重視するポイントは「給与額」

 結婚相手の勤める企業に対して重視するポイントは、男女、年代問わず「給与額」(52.0%)がトップとなり、次いで「雇用形態」(44.9%)、「社員を大切にする」(30.6%)と続いた。特に結婚相手の給与額を重視している女性は64.0%で、男性が40.0%だったことに比べ24ポイントも高い結果となった。

 男女別の特徴として、「雇用形態」(男性36.3%、女性53.5%)、「社員を大切にする」(同25.0%、36.3%)、「福利厚生」(同18.3%、36.0%)、「転勤や移動の頻度」(同10.5%、21.5%)において、女性は男性よりも回答率が10ポイント以上高い結果となった。

 女性は男性よりも結婚相手に対して、雇用や給与の安定性を重視している。また、働きやすい環境で移動や転勤のない場所で、安定して働き続けてほしいことがうかがえる。

●結婚相手に求めたい最低年収は?

 結婚相手に求めたい最低年収を聞いたところ、前回と同様に「500万円以上」(18.6%)と回答した人が最も多く、2位は「600万円以上」(13.5%)、3位は「400万円以上」(9.9%)だった。

 男女別にみると、男性は「年収は気にしない」(45.0%)が約半数だった。その一方で結婚相手に最低年収500万円以上を求める層は、女性は62.9%で、男性の34.9%よりも28ポイント高く、女性の方が結婚相手に求める年収水準が高いことが分かった。

 年代別で比べると、「400万円以上」から「600万円以上」の層に回答が集まっている。リスクモンスターは、「民間企業の平均年収436万円(令和元年民間給与実態統計調査より)を考慮すると各年代ともに、結婚相手に対して必ずしも高い年収を求めているわけではなく、最低でも平均年収以上があればよいと考えている」と分析した。

 調査は、8月6〜10日にインターネットで実施。20〜59歳の800人を対象に実施した。