調査会社のプラネット(東京都港区)は、「エシカル消費(賞味・消費期限)に関する意識調査」を実施した。賞味期限・消費期限が切れる前に食べ切る工夫をしているか聞いたところ、47.2%が「いつもしている」と答えた。

 2017年に実施した同調査の結果は、「いつもしている」が36.4%で、今回10ポイント以上も上昇した。また「全くしていない」人は前回の16.8%から5.1ポイント減少し、11.7%だった。

 性別で見ると、前回は「いつもしている」と答えた女性は41.5%だったが、今回は51.3%と半数を超えた。男性も、33.0%から43.2%に上昇していて、男女ともに「買ったものは食べ切ろう」という意識が強まっていることが分かった。

 次に、スーパーやコンビニなどで賞味期限や消費期限を理由に安売りしている場合、どんな食品だったら購入するかを尋ねた。「消費期限が理由なら購入する」と「賞味期限が理由なら購入する」を比べると、全ての品目で後者の割合が高かった。また「消費期限が理由なら購入しない」という人は34.5%だが、「賞味期限が理由なら購入しない」人は22.1%と、10ポイント以上の差が見られた。

 性別でみると、それぞれの食品・食材を「購入する」割合は、多くの項目で女性が高かった。「賞味期限が理由」の場合、男性が女性を上回ったのは「総菜、弁当」のみだった。「消費期限が理由」だと、「カップ麺」「レトルト食品」「缶詰」は男性の割合が高かった。また「生鮮食品(肉や魚)」(7.2ポイント差)、「生鮮食品(野菜)」(4.3ポイント差)といった、調理が必要なものは男女差が大きかった。

●食べる(料理する)際、「賞味期限」と「消費期限」を意識するか?

 食べる(料理する)際、「賞味期限」と「消費期限」を意識するか聞いた。

 消費期限を最も気にするのは「生鮮食品(肉や魚)」(45.7%)で、「牛乳」(36.5%)、「ウインナー/ハムなど加工肉」(35.4%)と続いた。

 賞味期限を最も気にするのは、「牛乳」と「生鮮食品(肉や魚)」(ともに44.0%)で、「ヨーグルト」(42.4%)、「ウインナー/ハムなど加工肉」(41.8%)と続いた。

 「消費期限を意識する」品目では「レトルト食品」「カップ麺」「缶詰」で男性が女性をわずかに上回ったが、賞味期限については全ての食品・食材で女性のほうが高かった。

 安売りになっていても「購入しない」と回答した男性が女性よりも多かったが、食べる際に「意識しない」と答えたのも、男性が多かった。

 今回の調査は、全国の男女を対象に、インターネットで行った。期間は21年9月30日〜10月4日、有効回答数は4000人。