今年の勤務先での忘年会、実施なしが87.1%――。そんな結果が、キャリアに関する調査機関「Job総研」を運営するライボ(東京都渋谷区)の調査で明らかになった。

 同社があわせて実施した2020年の忘年会実施率は、92.3%が「実施なし」と回答したことから、昨年と同様、今年も忘年会を実施しない企業が多い結果となった。一方、新型コロナウイルス感染拡大直前にあたる19年の忘年会は、65.5%が実施していたことから、コロナ禍前と今では忘年会の実施率が大きく変化していることがうかがえる。

 勤務先の忘年会が「実施される」(12.9%)と回答した人に、勤務先以外で忘年会が実施されるか尋ねた。その結果、68.0%が「実施なし」と回答。今年の忘年会の実施回数は「1回」が46.0%で、開催規模は「10人未満」が38.0%とそれぞれ最多だった。

 また、どこで「忘年会が開催されるか」との問いでは、「飲食店」が最も多く50.0%で、次いで「オンライン」(40.0%)、「オフィス」(6.0%)と続いた。

●忘年会の実施「反対」は49.2%

 緊急事態宣言と飲食店の時短要請は解除されたものの、実際のところ「忘年会の実施」についてはどう感じているのだろうか。実施の賛否は、「反対」が22.4%、「やや反対」が26.8%と、約半数にあたる49.2%が「反対」という結果になった。

 また「賛成」が8.5%、「やや賛成」22.2%をあわせた「賛成」は全体の31.3%で、「どちらでもない」は20.0%だった。

 反対の理由として最も多かったのは、「コロナ感染への恐れ」(55.2%)で、賛成の理由では「コミュニケーションの活性化」(54.4%)がトップだった。

 年代別では「反対」と答えたのは「20代」が41.6%、「30代」47.8%、「40代」57.7%、「50代」58.1%で、年代が上がるほど反対派の回答が高まる傾向にあった。

 調査はインターネットにて実施。20〜69歳のビジネスパーソン575人を対象に行った。