不動産情報メディアを運営するAlbaLink(東京都江東区)は、マイホームの購入経験がある既婚者を対象に「家を購入する際の意見の相違に関する意識調査」を実施した。56.8%が「家の購入で意見の相違があった」と回答。意見が合わなかったこと1位は「間取り」(81人)だった。

 2位は「立地条件」(78人)、3位は「内装・デザイン」(56人)という結果に。「間取り」については、部屋の数、リビングの形や広さ、自室や書斎をつくるか、吹き抜けの有無などが挙げられた。また、今の快適さを選ぶか、子どもの成長や老後に備えた作りをするかで意見が食い違った人もいた。

 2位の「立地条件」と答えた人は、通勤の利便性を優先したい夫と、子どもの学区や周辺環境を優先したい妻といった対立構造が目立つ結果に。

 3位の「内装・デザイン」と答えた人は、「デザインにもお金をかけたい私と、デザインはどうでもよく、とにかく費用を抑えたい夫でたびたび話し合った」(20代女性)、「壁紙の色調や外壁の色など見た目に関する部分でそれぞれの好みがあるため、意見が合わないことがあった」(30代男性)とコメントした。

●夫婦で意見が合わなかったときの解決策1位は?

 夫婦で意見が合わなかったときの解決策を聞いた。1位は「配偶者の意見を採用した」(118人)、次いで「納得するまで話し合った」(115人)、「自分の意見を通した」(66人)だった。

 「配偶者の意見を採用した」の男女別内訳を見ると、男性が女性の意見を採用した割合が31.9%、女性が男性の意見を採用した割合が19.5%と、男性が配偶者の意見を採用した割合が10ポイント以上高かった。

 理由を聞いたところ、「料理を主にしてくれるのは妻だから、キッチンは彼女がやりやすい状態がベストだと思った」(30代男性)、「妻の性格を知っているので妻に合わせた」(40代男性)などの声が聞かれた。

 また、3位の「自分の意見を通した」では、男性が意見を通した割合は5.4%だった。一方で女性の割合は、3倍以上の17.1%となった。

 意見を通した妻からは、「私が料理をするので、キッチンは私の意見を尊重すべきであるといったニュアンスで伝えた」(30代女性)、「自分の意見を通すために業者に来てもらい説明してもらった」(30代女性)などの声があった。家庭内の力関係、配偶者の性格を考慮した判断などあるものの、家選びや家造りでは妻の意見が通っているケースが多いことが分かった。

 調査は、マイホームの購入経験がある既婚者を対象にインターネットで実施した。期間は11月9〜15日、有効回答数は500人(女性334人/男性166人)。