フィリップ モリス ジャパン(PMJ)は12月1日、函館空港(北海道函館市)に「加熱式たばこ専用室」を開設し、運用を始めた。同空港の開港60周年記念の一環で、空港内の既存の喫煙所を改修した。同社によると、日本国内の国際空港への設置は初めてだという。

 同社は、函館空港の運営会社と連携し、計6カ所の喫煙所を改修。「シックなカフェ風」をデザインのコンセプトに、国内線ターミナルビルの1階から3階、国際線ターミナルビルの2階に開設した。落ち着いた環境の中で、加熱式たばこを楽しめる環境をユーザーに提供する。

 2020年4月、国が改正健康増進法を全面施行したことで、日本では「原則屋内禁煙」に。飲食店などでは「専用の喫煙室」でのみ喫煙が認められており、飲食しながらの喫煙も禁止になった。その一方で、加熱式たばこに関しては、専用のエリアであれば、同法の対象外だ。愛煙家へのルール厳格化が進む中、専用室の設置で、同社は「煙のない社会」という企業ビジョンの推進を図る。

 同社は「函館空港の利用者の方々に、より快適な環境を体感いただき、この取組みが全国の空港へとさらに広がっていくことを願っている」とコメントしている。

 PMJは空港のほか、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地「ZOZOマリンスタジアム」(千葉市美浜区)、多目的アリーナ施設「ゼビオアリーナ仙台」(仙台市太白区)、レースサーキット「富士スピードウェイ」(静岡県小山町)など全国でも専用室の設置を進めている。