投資信託協会がまとめた3月の投資信託の状況によると、公募投信の運用額は163兆827億円となり、3カ月ぶりに増加に転じた。要因として、内外株式市場の上昇などによる運用増加が挙げられる。

 新規設定額(販売された投信の額)は6兆3967億円、解約は5兆4312億円で、償還は398億円となった。差し引き、9257億円が新たに流入した形となる。59カ月連続の入流超過となり、過去最長を更新した。

 運用会社別の規模トップは野村アセットマネジメント。運用額は43兆9399億円で、全体の約27%を占める。次いで2位に日興アセットマネジメント(21兆6223億円)、3位に大和アセットマネジメント(21兆6964億円)と続いた。

 設定額から解約額を引いた資産増減で、最も額が大きかったのは野村アセットマネジメントで1560億円の増加だった。続いて2位に三菱UFJ国際投信(1501億円)、3位にアセットマネジメントOne(1177億円)が入った。

 資金増減で減少が最も大きかったのは、日興アセットマネジメントで、312億円減少した。次いで、東京海上アセットマネジメントが121億円の減少、J.P.モルガン・アセット・マネジメントが97億円の減少、UBSアセット・マネジメントが65億円、シンプレクス・アセット・マネジメントが58億円、それぞれ減少した。