新卒採用サイト「あさがくナビ」などを運営する学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「就職活動への不安」についての調査を実施した。その結果、「とても不安がある」が60.4%、「やや不安がある」が24.0%で、8割以上の学生が就職活動に不安を感じていると分かった。

●就職活動で不安に思うことは?

 「就職活動で不安を抱いている点」の1位は「志望する企業の内定を得られるか」(66.1%)、2位は「1社以上内定を獲得できるか」(63.1%)、「就職したい企業を見つけられるか」(43.4%)だった。

 3位以下には「リアル面接で熱意や自分の考えを伝えることができるか」(38.7%)、「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)で何を話すか」(23.9%)など、コロナ禍でリアルでの体験の機会を得にくかったことに関連する回答が集まった。

 個別回答でも、「周囲の友達が内々定をもらい始め、焦りを感じている」「選考で不合格になることもあり、自信をなくしている」など就職活動全般に関する不安に加え、「特に対面での面接は緊張する」「オンライン面接が中心なので、リアル面接に慣れていない」「最終面接のみ対面で、うまく話せなかった」などリアルでの面接に対する不安の声が寄せられた。

●23卒は「オンライン選考が多い」「オンラインの方が慣れている」

 就職活動で参加したインターンシップ・セミナー・面接などの形式は、オンラインとリアルのどちらが多いかについて、「オンラインが多い」(42.8%)、「ややオンラインが多い」(29.7%)と、合わせて7割以上の学生がオンラインの方が多いと回答した。

 就職活動の選考形式はオンラインとリアルのどちらが慣れているかを問うと、「オンライン」(26.5%)、「どちらかといえばオンライン」(24.7%)と、半数以上が「オンラインの方が慣れている」と回答した。

 オンラインが慣れていると回答した学生からは、「インターンシップやセミナーもほとんどがオンラインだったので慣れている」「面接対策もオンラインを想定して準備してきた」などのコメントが寄せられた。

 一方、リアルの方が慣れていると回答した学生からは「リアルのほうが、自分の思いを伝えられているか確認しながら話すことができる」「最終面接はリアルでの実施が多いので、慣れていかないといけないと思う」などの声が寄せられ、就職活動のステップが進むに連れてリアルでの面接を経験し、自分の思いや考えを伝える重要性を感じる機会が増えていることが分かった。

 この調査は「あさがくナビ2023」のサイト来訪者を対象に、22年4月19〜28日にWeb上で実施した。有効回答数は649人。