三井不動産、明治神宮、日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事の4社は、神宮外苑地区の新たな100年に向けたまちづくりの概要を発表した。今後は、「スポーツを核とした神宮外苑地区の新たな100年に向け、誰もが気軽に訪れ楽しむことができる公園の再編と、広域避難場所としての防災性を高める複合型の公園まちづくり」をビジョンとし、2024年着工、36年竣工に向けて、具体的な整備計画を検討するとしている。

 既存施設で現在行われている競技の継続に配慮しながら、老朽化したスポーツ施設などの建替えを実施し、まちづくりを促進。また、広場や主要スポーツ施設などを大規模災害時の防災拠点として位置付け、エリア全体の防災性を強化する。

 みどりとオープンスペースの整備では、4列のいちょう並木を保全し、緑豊かな景観を創出する。その他、エリアごとの特性をふまえた緑化計画の推進を目指す。

 現在植生する樹木は、詳細な調査を行い極力保存もしくは移植する方針だ。その上で、新しい植栽を実施する際は、計画地周辺に残存する緑地の構成種を中心とし、動植物の生息・生育環境にも配慮する。

 4社は、「地区の魅力や活力を増進させる機能の導入を図り、新たな緑地・広場を、多くの人々に開かれた庭として創出し、次世代につなげていくことを目指す」としている。