東急電鉄は、子育て世帯が土休日に東急線をお得に利用できる「東急線キッズ100円パス」を6月18日から期間限定で販売すると発表した。域内移動需要の創出を目的とした新たな乗車券サービス。第1弾として、2021年11月にはシニア層を対象とした電子乗車券「東急線乗り放題パス(over60)」を発売しており、今回が第2弾となる。

 小児を対象にした「東急線キッズ100円パス」では、6月18日〜8月28日の土休日限定で、東急線が1日乗り降り自由とする。価格は100円で、通常の東急線ワンデーパス(340円)の約7割引で利用可能とした。

 第1弾の「東急線乗り放題パス(over60)」では、東急線沿線に住む60歳以上のシニア層を対象に、1カ月東急線が乗り降り自由となる電子乗車券を2000円で販売。上限1000人のところ、約3800人からの申し込みがあったという。

 利用者アンケートによると、「東急線乗り放題パス(over60)」をきっかけに67%が「鉄道利用の頻度が増えた」と回答。また、「東急線の普段行ったことのない駅、沿線の行ったことがない場所に行くようになった」(61%)、「途中下車が増えた」(56%)という反響があった。

 利用者動向として、平日の日中や土休日の閑散時間帯を中心に利用があり、「東急線乗り放題パス(over60)」を使用した主な外出先として、87%が商業施設を挙げており、鉄道利用促進による商業施設への波及効果も確認できたとしている。

 同社では、親子で楽しめるスタンプラリー企画や、沿線のグループ施設などとの連携も検討しており、夏休みに向けた需要喚起に取り組むとともに、子どもや子育て世帯がより気軽に利用できるような鉄道サービスを目指す。