「いらっしゃいませー。焼き立てパンはいかがですか」

 東京都内のとあるセブン‐イレブンでは、店員が大きな声を出していた。

 記者がその店舗を訪れたのは6月21日の午前10時頃だが、普段はフライドチキンの「ななチキ」などが入っているショーケースの中にパンがぎっしりと詰まっていた。店員に聞いたところ、今日から試験的に販売を開始したという。

 提供しているのは、「お店で焼いたバター香るメロンパン」(150円)、「お店で焼いたチョコクロワッサン」(149円)、「お店で焼いたバター香るクロワッサン」(150円)の3種類。注文したところ「あたためますか?」と聞かれたので、「お願いします」と返答した。すると、店員から番号札を渡された。店員がショーケースからパンを取り出し、あたためてから袋に入れて利用客に提供する仕組みだ。

 パンを入れる袋の裏を見ると、「焼鳥ももタレ、もも塩、つくね」「レンジ加熱目安」などと書いてある。レンジに対応した袋を利用しているようだ。

 セブンの広報担当者に試験販売の狙いを尋ねたところ、「詳細はお伝えできないが、数店舗で試験的に販売している」と認めた。

 セブンでは2021年に「お店で揚げたカレーパン」(149円)を試験的に販売。その後、利用客から好評だったため、現在は販売エリアを拡大している。幅広い層が購入しているという。店内調理という点をアピールし、「でき立てのカレーパンが食べたい」というニーズに対応するのが狙いだった。

 今回試験販売しているクロワッサンやメロンパンはどこまで支持されるか。