現在、人材が不足している部門はありますか? 企業の人事担当者に聞いたところ、82%が「ある」と回答していることが、エン・ジャパンの調査で分かった。従業員数の多い企業ほど採用意欲が高く、業種別に見ると「サービス関連」(91%)、「流通・小売関連」(90%)が上位に。

 人材が不足している部門が「ある」と答えた人に、不足している職種を尋ねたところ、「営業職」(28%)がトップ。次いで「技術職、エンジニア(Web、システム、ネットワーク)」(20%)、「バックオフィス関連」(13%)、「施設、設備管理、技能工」「運輸・物流」「技術職、エンジニア(電気、電子、機械)」(いずれも12%)と続いた。

 人材が不足している理由を聞いたところ「退職による欠員」(60%)が最も多く、次いで「中途採用で人員確保ができなかった」(43%)。以下「既存事業の拡大」(26%)、「年齢構成のバランスが悪い」(25%)、業績好調による業務量増加」(24%)という結果に。

 採用面について、回答者からは「オンラインでの採用に限界がある。応募者の本質が見えにくい」「内定辞退が多く、あと1歩のところで採用できない」「在宅勤務を優先する人材が多い」といった声があった。

 入社後の活躍・定着については「パワハラ気質の上司がおり、何人も退職している。本人は少しずつ自覚・改善しようとしてはいるが、まだ途中段階。業務上では優秀で、会社としては重要な人だけに困っている」「今この瞬間は充足しているが、いつ同じ職場で離職が発生するかは全くの未知。常に可能性・緊張感あり」などの意見があった。

 インターネットを使った調査で、企業の人事担当者525人が回答した。調査期間は2月21日〜5月24日。