日本メディカル心理セラピー協会(東京都墨田区)は、入社3年目までの社会人を対象に、「若手社員のストレス」に関する調査を実施した。ストレスの原因として、最も回答が多かったのは「仕事内容」で60.0%だった。

●「仕事内容」「上司との関係」などにストレス

 入社3年目までの社員が「職場でどのようなところにストレスを感じるか」について問うと、「仕事内容」が最も多く60.0%で、次いで「上司との関係」が54.9%、「労働時間」が31.7%、「同僚との関係」が21.1%、「通勤」が20.7%という結果になった。

 具体的な内容としては「希望していた部署に配属されず、やりたい仕事ができない」(東京都・女性)、「サービス残業が多くて中々帰れない、先輩が帰らないと帰れない」(石川県・女性)、「人間関係がむずかしい、 労働時間が長い」(神奈川県・女性)、「拘束時間が長いわりに賃金が安い」(石川県・男性)などの声が挙がった。

●ストレス解消のために行っていること

 ストレス解消のために自分で行っていることが「ある」と答えた人は70.5%であった。

 具体的に行っている解消法としては、1位は「よく寝る」(60.8%)、2位は「音楽を聴く」(41.9%)、3位は「趣味に打ち込む」(38.3%)、4位は「人に話を聞いてもらう」(36.2%)、5位は「スポーツをする」(27.9%)だった。

●ストレス解消できている?

 その方法でストレスは解消できているかを問うと、「ある程度できている」が最も多く59.3%、次いで「どちらともいえない」(16.7%)、「十分にできている」(13.6%)、「あまりできていない」(9.1%)、「まったくできていない」(1.3%)という結果であった。

 「ある程度できている」「十分にできている」を合わせると、7割以上がストレス解消ができていることが分かったが、3割弱はよく寝たり音楽を聴いたりしてストレス解消に励んでいても、なかなか解消にはつながっていない実態が分かった。

 日本メディカル心理セラピー協会は、「今回の調査で、仕事のことでストレスを感じている若手社員が多いことが判明した。そしてストレスによって身体やメンタルにも不調を感じている人が6割以上と多い実態も見えてきた。職場で抱えているストレスをゼロにすることは難しいが、今後は若手社員に寄り添って、いかにストレスとうまく向き合っていくかを考えることが重要な世の中になるだろう」とコメントした。

 調査は、入社3年目までの社会人を対象にインターネットで行った。期間は22年6月16〜17日、有効回答数は1002人。