JR西日本は7月13日、コロナ禍での利用者減少を受け、山陽新幹線「のぞみ」「みずほ」の指定席特急料金を値上げすると発表した。値上げ幅は山陽新幹線(新大阪・博多間)の利用区間に応じて停車駅間ごとに110〜420円。2023年4月1日購入分から改定するとしている。

 同社広報担当者によると、「1993年3月の運行開始時は6090円だったが、97年4月の消費税改定に合わせ6210円に改定。その後、2003年10月の『のぞみ』増発に伴い5540円に値下げし、これ以降は消費税改定を除きこの水準を維持してきた」という。しかし、コロナ禍での利用者減少や燃料高騰を受け、「のぞみ」増発前の水準に近い6230円に改定することになったという。

 今回の見直しでは自由席特急料金やエクスプレス予約、e5489(e きっぷ)などネット予約商品は変更しない。

 同社は、今後はコロナ禍の社会変容やデジタル化に合わせ、23年度から導入予定の特大荷物コーナーの他、無料Wi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」や「S Work 車両」などN700S車両の投入、「ビジネスブース」の試行を進めていくとしている。