人気テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)の名物イベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」(9月8日〜11月6日)の"完全復活”が決まった。運営元のユー・エス・ジェイ(大阪市)が7月20日、発表した。コロナ禍以降、開催に制限があったが、3年ぶりに園内の4つのホラーアトラクションを中心にフルラインアップで稼働する。夜には、「NO LIMIT! ハロウィーン」としてパーク史上最多種ゾンビを園内に出現させるなど、行動制限のないイベントの開催で、来客増を狙う。

 夕刻になるとパークを占拠するゾンビ群がゲストを襲う「ストリート・ゾンビ」の演出をスケールアップさせる。不気味なかわいさで昨秋人気を博したクマのゾンビ「ハミクマ」を始め、過去最多種のゾンビ群を出没させる。プロジェクション・マッピングの演出で、狂気の世界を表現する。

●名作映画の恐怖を再現した、新アトラクション

 新アトラクションの「ユニバーサル・モンスターズ 〜レジェンド・オブ・フィアー〜」は、米国の「ユニバーサル・オーランド・リゾート」の「ハロウィーン・ホラー・ナイト満足度1位を記録したアトラクションを元にして創り上げた。ドラキュラや狼男、フランケンシュタインたちが登場する、名作恐怖映画の世界をわずかな灯りを頼りに逃げ惑うホラー・メイズ(お化け屋敷型アトラクション)だ。

●3年ぶりに完全復活した、ホラー・アトラクション4に

 3年ぶりの復活となる、仲間とともにクリーチャーと対峙する人気のサバイバル・ホラー・メイズの「バイオハザード・ザ・エクストリーム+」は、生還のカギを握るミッションなどを加えて進化させた。そして狂気的な恐怖体験が人気の「カルト・オブ・チャッキー〜チャッキーの狂気病棟〜」や「シャーロック・ホームズ〜呪われた薔薇の剣〜」など、昼から実施するホラー・アトラクションは全4種類、3年ぶりにフルラインアップの開催となる。

●ハロウィーン限定グリーティングも開催

 「NO LIMIT!ハロウィーン」では、キャラクターたちのハロウィーン限定グリーティングも開催する。今年は「クロミ」と「マイメロディ」がパークに初登場し、魔法使いの仮装でハロウィーンを盛り上げる。さらにミニオンやセサミストリートの仲間達もハロウィーン限定コスチュームで登場する。

 22年秋オープンを目指して準備を進めていた「NO LIMIT!パレード」については、23年オープンへ再延期すると発表した。

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、政府の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に従い、臨時休業や入場制限などを行ってきた。今回、大規模な制限のないハロウィーンイベントは3年ぶりとなる。コロナによる業績悪化を取り戻す秋となるか。