人材派遣を手掛けるライズ・スクウェア(大阪府八尾市)は、出世したくない理由に関する意識調査を実施した。出世したくない理由の1位は、男女ともに「責任が増える」(女性:145人、男性:100人)だった。

 男女ともに2位は「仕事量が増える」(女性:82人、男性:44人)、3位は「仕事と給料が釣り合わない」(女性:33人、男性:40人)と続いた。「責任が重い」「仕事量や残業の増加」など、負担が大きくなることを理由に、出世したくないと考えている人が多いことが分かった。

 女性の4位は「管理職に向いていない」(29人)、5位は「人間関係が面倒」(21人)という結果に。

 女性の回答者からは「後輩の面倒を見るだけでも大変なのに、役職がつくと責任を負う必要があるから。責任感が強い方なので、重圧に耐えられない」(40代)、「先輩や上司を見ると、上に上がるほど業務過多。自分の時間をそこまで仕事に使おうとは思えない」(20代)などの意見が挙がった。

 男性の4位は「人間関係が面倒」(11人)、5位は「やりたい仕事ができなくなる」(10人)と続いた。

 男性の回答者からは「部下の人生を背負う感じにかなり抵抗があるから」(40代)、「かつて40代で課長になった。いろいろな仕事を任され責任も重くなったが、権限は少ないし給与もそれほどではなかった」(50代)など、責任の重さや給与への反映を指摘する声が聞かれた。

 調査は6月17〜18日、出世したくないと思っている男女を対象にインターネット上で実施した。有効回答数は500人(女性:283人、男性:217人)。