大東建託は、中国地方(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)の居住者を対象に居住満足度調査を行った。「住みここちランキング」1位は3年連続で「広島県府中町」、2位は「岡山県早島町」、3位は「広島県南区」だった。

●1位は「広島県府中町」

 1位となった「広島県府中町」は、県南西部、広島市の中心部から10?圏内に位置する街で、周囲は広島市に囲まれ広島市のベッドタウンとして宅地化が進んでいる。広島駅から近く、マツダの本社がある。自治体担当者は、「中国地方最大の都市である広島市の中にあり、特徴のある形態をしている。県内中心地や県外など多方面へのアクセスが良く、町内にも中四国最大級の大型商業施設が立地していて便利で暮らしやすい。また現在、駅周辺を中心にマンション建設が続いていて、ファミリー層を中心に子育てしやすい街」と指摘している。

 市民からは、「スーパーやコンビニ、公園が近くにあり、イオンモールが自転車10分の距離にありアクセスしやすいことに満足している」「広島市の中にあり利便性はバツグン。行政がコンパクトにまとまっているので迅速で良い」といった声が寄せられた。

 2位は前年4位だった「岡山県早島町」がランクインした。瀬戸中央自動車道や山陽自動車道に接続しており、関西や四国、広島方面への移動が便利で、中国・四国地方屈指の物流拠点でもある。岡山市と倉敷市に挟まれていて、両市のベッドタウンとして宅地開発が進み、町内には生活に必要な商業施設が揃っている。

 3位は「広島市南区」だった。広島駅や広島港、マツダスタジアムがある中心市街地から東側に位置した街で、比治山や黄金山、宇品島などの自然も多く残っている。再開発による広島最大規模の複合商業施設「広島イースト」や 図書館、美術館などもある。

●住みたい街ランキングは?

 22年の「住みたい街ランキング」は、昨年は中国地方の自治体のみを対象として集計したが、今回は全国の自治体を対象とした。1位は3年連続で「広島県広島市」、2位は「東京23区」、3位は「福岡市」と中国地方以外からのランクインが目立った。

 一方で「住みたい街が特にない」(53.7%)、「今住んでいる街に住み続けたい」(19.8%)と、回答者の約7割が今住んでいる街を評価していることも分かった。

 今回の調査は、19〜22年に中国地方(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)居住の20歳以上の男女を対象にインターネットで実施した。住みここちランキングの回答者数は3万4652人。また、住みたい街ランキングは22年調査における1万805人の回答を集計した。