大東建託は、大阪府の居住者を対象に居住満足度アンケートを実施し、「住み続けたい街」「街の幸福度」としてそれぞれランキング化し発表した。「住み続けたい街」では、2年連続で「島本町」が1位となった。

 1位だった「島本町」は、大阪府の北東部、京都府との府境に位置し「京となにわが出会うまち」として知られ、豊かな自然や文化、住環境が育まれている点に評価が集まった。居住者からは「安心して寝起きできるし夜道もひとりで歩ける環境下にいる」「みんなが健康に幸せに暮らしている」などの声が多く聞かれた。

 2位も2年連続で「大阪市天王寺区」、3位も昨年同様「箕面市」が選ばれた。4位以下は「高槻市」「茨木市」「交野市」「大阪市阿倍野区」と続いた。

 住み続けたい街は「ずっと住んでいたい」という設問に対し、「そう思う」(100点)から「そう思わない」(0点)までの5段階の回答平均から算出している。

●「住み続けたい街(駅)」1位は「関大前駅」

 住み続けたい街を駅ごとに集計したところ、1位は前回ランキング集計対象外だった「関大前駅」(阪急千里線)となった。

 学生向けのにぎわいのある商業地と閑静な住宅地が共存している点が魅力だという声が聞かれた。

 2位は2年連続で「山田駅」(阪急千里線)、3位は前回7位から躍進し「南千里駅」(阪急千里線)がランクインした。

 山田駅の特徴としては「阪急千里線と大阪モノレールの駅や高速自動車道のインターチェンジに近接し交通利便性が高い。駅前には子育て青少年拠点『夢つながり未来館(ゆいぴあ)』や商業施設が立地し、住みやすい」などが挙げられた。

 南千里駅には「千里ニュータウンに位置し、道路や公園などの公共空間が計画的に整備され落ち着きがある。駅前には公共公益施設である千里ニュータウンプラザや商業施設が立地していて便利」といった意見が寄せられた。トップ3の駅は、全て吹田市にある駅だった。

●2年連続1位の「豊能町」

 街の幸福度についても調査した。「非常に幸福だと思う」(10点)から「非常に不幸だと思う」(1点)までの10段階の回答平均から算出した。

 1位は2年連続で「豊能町」がランクイン。大阪府の北大阪地域に属し、都心部より約30キロメートルの距離に位置し、公共交通機関や新名神高速も開通し各方面からのアクセスが便利な街である点が評価された。

 2位の「島本町」は、「住み続けたい街(自治体)」「街に愛着がある(自治体)」で1位、「街に誇りがある(自治体)」で3位と、各ランキングで評価が高くなっている。

 3位は昨年同様「箕面市」で、「街に誇りがある(自治体)」で1位、「住みここち(自治体)」で2位、「住み続けたい街(自治体)」「街に愛着がある(自治体)」で3位と、各ランキングで上位に入る高い評価を得た。

●「街の幸福度」が高い駅 1位は「彩都西駅」

 街の幸福度を駅ごとに見たところ、1位は前回6位だった「彩都西駅」(大阪モノレール彩都線)が獲得した。「住みここち(駅)」では2位と高い評価を得ている駅である。

 2位は「千里山駅」(阪急千里線)で、「住みここち(駅)」では7位だった。3位は「島本A(水無瀬・島本を統合、2つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記)」(JR東海道本線)で、「住みたい街(駅)」は7位、「街に誇りがある(駅)」では9位となった。

 調査は大阪府に居住する成人男女5万2188人(19年調査1万531人、20年調査1万4129人、21年調査1万4381人、22年調査1万3147人の合計)を対象に実施した。調査結果は同社の公式Webサイトで公開している。