小学校入学を控えた子どものランドセル選びと購入、「ラン活」が近年激化しているが、2024年度のラン活事情はどうなるのか。ランドセル情報サイト「ランドセルの通知表」を運営するMayLight(東京都新宿区)が、調査を実施したところ、ランドセルで重視することの1位は子どもの性別を問わず「軽さ、背負いやすさ」であることが分かった。

 24年4月に小学校へ入学する子どもがいる家庭を対象に、いつ頃からラン活をはじめるか聞いた。その結果、男の子、女の子ともに「23年の年明け頃から」と「特にラン活は意識していない」の2つの声が多かった。一方で「22年の秋頃から」と「22年の年末頃から」を合わせると約半数の人が、春を待たずにランドセルの情報を集めに行く姿勢が見てとれる。

 同社は「毎年春頃になると、一部の人気ブランドで紙のカタログが欠品で配布終了となるため、情報を集めたい人は年明け頃からラン活をスタートさせた方がいい」とコメントしている。

 何を参考に情報を集めるか聞いたところ、「百貨店や量販店のランドセルコーナー」(男の子112票)と「各メーカーの公式サイト」(女の子104票)がそれぞれ最多となった。

●男女ともに「5万円未満」が最多。女の子の方が予算は多め

 購入予算の目安としては、男女ともに「4万〜5万円未満」(男の子40%、女の子32%)が最多だった。男の子は5万円未満の合計が66%なのに対して、女の子は56%と、やや女の子の方が予算が多めという結果となった。

 同社によると、この調査傾向は今回だけではなく、毎年見られるという。

 いつ頃ランドセルを購入予定か尋ねてみると、男女ともに回答がバラけ、「特に決めていない」人も約3割いることが分かった。

 色と素材についてはどうか。何色のランドセルに興味があるか聞いたところ、男の子では「黒」(151票)が全体の75%を占めた。一方、女の子では「紫」(121票)が一番人気となった。また、「茶系のカラー(ブラウン、キャメル、こげ茶)」が男女ともトップ3に次いでランクインした。

 素材では、男女とも大きな差異はなく、全体の約6割が「こだわりはない」「まだ決めていない」という回答となった。指定があった中では「クラリーノ」の人気が最も高く、次いで「牛革」という結果に。

●男女とも半数近くが「軽さ、背負いやすさ」を重視

 重視することは何かという質問には、男女ともに「軽さ、背負いやすさ」(男の子40%、女の子47%)が最多となった。次点以降では、男女で回答が分かれており、男の子は「デザインや色」(17%)、「価格」(16%)、「丈夫さ」(16%)の3つがほぼ同票に。

 一方、女の子は「デザインや色」が28%と、男女で差が出る結果となった。

 ブランド(メーカー)選びについては、男女ともに4割が「特にこだわりはない」ことが分かった。残り6割も、「大手メーカー」「職人手作りの工房系ブランド」「人気が高いブランド」の3つに分散し、偏った人気などはないことが見てとれる。

 最終的に誰が購入を決めるか聞いてみると、男女ともに「子ども」(男の子55%、女の子54%)が過半数を占めた。次いで「母親」(男の子21%、女の子24%)が多く、これは前年も同様の結果だったという。

 調査は、24年4月に小学校へ入学する子どもがいる400人を対象にインターネットで実施した。期間は22年11月。