大東建託は広島県に住む成人を対象に、居住満足度調査を実施した。その結果、住み続けたい街ランキングの1位は「府中町」、2位は「廿日市市」、3位は「海田町」となった。

●住み続けたい街(自治体) 1位は「府中町」

 「住み続けたい街(自治体)ランキング」の1位を2年連続で獲得した「府中町」は、県内中心地や県外など多方面への交通利便性が良く、町内にも中四国最大級の大型商業施設が立地し、利便性が良い。

 2位には四季折々の自然に恵まれた、安心して子育てができる環境が整っている「廿日市市」がランクイン。3位は豊かな自然と歴史にあふれ、広島市や他の市町、県外への交通利便性が良い「海田町」が獲得した。

●幸福度が高い自治体は?

 「街の幸福度(自治体)ランキング」の1位には「住み続けたい街(自治体)ランキング」でも1位だった「府中町」がランクイン。

 続く2位は広島南西部の海岸線に位置し、豊かな自然を楽しめる「坂町」が獲得。3位には宅地開発や道路交通網が整備され、肥沃な農地や多くの大学もある「広島市安佐南区」がランクインした。

●住み続けたい街(駅) 広島電鉄宇品線の宇品4丁目A

 「住み続けたい街(駅)ランキング」の1位は「宇品4丁目A」(広島電鉄宇品線)だった。同駅にはディスカウントストアがあり、買い物に不自由せず生活するのに困らない。

 2位には広島市安佐南区緑井に位置する、昨年はランク外だった「七軒茶屋」(JR可部線)がランクイン。3位は駅前広場の整備や駅前道路が拡張された「安芸矢口」(JR芸備線)が獲得した。

●最も幸福度が高い駅は?

 「街の幸福度(駅)ランキング」の1位は広島市西区の最も西にある「修大協創中高前」(広島電鉄宮島線)が獲得した。同駅の周辺には往時をしのばせる史跡や学校、住宅が多く活気があふれる。

 2位には「住み続けたい街(駅)ランキング」では3位だった「安芸矢口」(JR芸備線)がランクインした。3位は、緑地帯として整備され市民の憩いの場となっている「古市橋」(JR可部線)が獲得した。

 なお本調査においては、2つの近接駅を統合した場合は駅名の後にG(group)を、3つ以上の近接駅を統合した場合はA(area)を付記している。

 当調査は3月8〜29日に、インターネット調査で実施した。対象者は広島県居住の20歳以上の男女で、回答者数は1万4702人。