CCCMKホールディングス(東京都渋谷区)は、T会員の購買データをもとに「1歳刻み!約7000万人の購買商品ランキング」調査を実施した。その結果、「RTD(※)」の購買商品ランキングの1位はサントリー「-196℃ストロングゼロ」だった。
※1「Ready To Drink」の略称、「缶を開けてすぐに飲める」アルコール飲料のことを指す。
●総合ランキング1位はサントリー「-196℃ストロングゼロ」
1位の「-196℃ストロングゼロ」は度数9%と高アルコールなのが特徴。続く2位には度数3%の低アルコールで多くのフレーバーがあるサントリー「ほろよい」が、3位には度数3〜5%ほどの瑞々しい果汁感を特徴とする麒麟麦酒「氷結」がランクインした。
同社は「1位と2位にアルコール度数が比較的高いストロング系と低アルコールのブランドが続いており、味はもちろん、飲むタイミングや飲みごたえによって選ぶ商品が異なる可能性がある」とコメントした。
●男女別ランキング1位には大きな差が
次いでランキングを男女別にみると、男性の1位はサントリー「-196℃ストロングゼロ」、2位は宝酒造「焼酎ハイボール」、3位は麒麟麦酒「氷結」だった。
一方、女性の1位はサントリー「ほろよい」、2位はサントリー「-196℃ストロングゼロ」、3位は麒麟麦酒「氷結」という結果になった。
同社は「男性1位は高アルコールの『-196℃ストロングゼロ』、女性1位は低アルコールの『ほろよい』と、大きな違いが見られる」とコメントした。
今回の調査は、20〜69歳の男女を対象にしている。Tポイント提携先の購買データに基づいてランキングを作成。調査期間は21年10月1日〜22年9月30日。