LIFULL(東京都千代田区)が運営する、「LIFULL HOME'S PRESS(ライフルホームズプレス)」は、「【一人暮らし×都心通勤・通学編】住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング」を発表した。1位は「亀有」、2位は「川口」、3位は「金町」だった。

 駅周辺の施設充実度が高いことを「住みやすい」と定義し、LIFULL HOME'Sの独自データをもとに、各駅から徒歩15分圏内の単身世帯用物件の平均家賃とその駅周辺の施設充実度から「理論家賃(駅周辺の住みやすさに見合う妥当な家賃)」を算出。その理論家賃と比べて実際の平均家賃が安い駅をランキング化した。

●最も”理論家賃と実際の平均家賃の差額”が大きいのは「亀有駅」

 1位の「亀有駅」(JR常磐線・東京都葛飾区)は駅周辺の施設充実度から算出した理論家賃12.62万円に対し、実際の平均家賃は8.10万円となっており、最も理論家賃と実際の平均家賃の差額が大きかった。

 同駅は大手町駅まで24分、東京駅まで33分、新宿駅まで40分と交通利便性が高い。またスーパーや商店街も充実しており、初めて一人暮らしを始める人にとって住みやすい駅と言えそうだ。

●2位は埼玉エリア中心駅の1つ「川口駅」

 2位の「川口駅」(JR京浜東北線・埼玉県川口市)は、理論家賃(12.63万円)と平均家賃(8.26万円)との差額がマイナス4.38万円だった。

 同駅は2021年のJR駅別乗車人数が埼玉県の中で大宮、浦和に次ぐ3位で、埼玉エリアの中心駅の1つとなっている。また池袋駅まで19分、新宿駅まで24分など交通利便性に優れているほか、飲食店やスーパー、コンビニなどの駅前施設も充実している。

●3位は中古マンション価格上昇中の「金町駅」

 3位は「金町駅」(JR常磐線・東京都葛飾区)で、理論家賃(11.93万円)と平均家賃(7.68万円)の差額はマイナス4.25万円だった。

 下町情緒が残る街並みを魅力とする同駅だが、現在駅の南口・北口とも再開発が進んでいる。東京都の標準的な中古マンション価格の直近3年間の価格上昇率17.33%に対し、金町駅は19.94%とやや高い推移を見せている。

 調査の対象期間は21年10月〜22年9月、対象駅は1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)に所在する全駅のうち、JR山手線各駅、ならびに山手線各駅から20分圏内の全駅、また掲載物件200件以上の駅。対象物件は築40年以内、駅徒歩15分以内、1R・1K・1DK、10〜45平米未満の賃貸マンションとした。