不動産事業などを手掛けるAlbaLink(東京都江東区)は「埼玉県の住みたい街ランキング」を発表した。全国の男女に聞いたところ「さいたま市」(124人)と答えた人が最も多かった。
「さいたま市」を挙げた人からは「生活必需品がそろい、病院・行政機関・金融機関などもある。犯罪率も低く、子どもが安全に暮らしやすい町のイメージが強い」(24歳 男性)、東京方面へ電車一本でいけるので利便性がよく、スーパー、デパート、飲食店もそろっている。治安もよく、酔っぱらいや不審者なども少ない印象がある」(47歳 男性)といった声があった。
次いで「川越市」(33人)、以下「所沢市」「越谷市」(いずれも16人)、「春日部市」「川口市」(いずれも14人)、「秩父市」(10人)と続いた。
「川越市」と答えた人からは「栄えているのに、伝統ある蔵造りの街並みも残っており、雰囲気がある」(23歳 女性)、「都会なのに自然豊か、さまざまな方面へのアクセスが便利、知名度がある、家賃も高すぎないなどメリットが多い。よほどこだわらなければ、何をするにも困らない」(33歳 男性)などのコメントがあった。
「所沢市」を挙げた人からは「友達が住んでいて遊びに行ったときに、繁華街と閑静な住宅街のバランスがすごく気に入った。東京にも行きやすい」(36歳 男性)、「越谷市」と答えた人からは「ショッピングセンターのレイクタウンがあるので、近くに住んだら買い物に不便しなさそうだし、都内への通勤も楽そう」(男性 46歳)といった意見があった。
●埼玉の魅力
埼玉の魅力は、どこにあると思っているのだろうか。この質問に対し、「東京に近い」(142人)と答えた人がトップ。次いで「都会と田舎のバランス」(76人)、以下「自然が豊か」(47人)、「都内より家賃・地価が安い」(39人)、「交通の便がいい」(22人)という結果に。
「東京に近い」と答えた人からは「都内主要駅へのアクセスも非常によく、仕事や学校へも通いやすい点が魅力的」(25歳 女性)、「都内に通勤圏内の便利なベッドタウンが多いこと」(36歳 女性)などの声があった。
この結果を受け、AlbaLinkは「埼玉県南部は東京に隣接しており、都内まで30分ほどで出られるエリアがたくさんある。都内への通勤・通学がラクなのはもちろん、『休日は都内で遊びたい』という人にもおすすめと言えそうだ」とコメントした。
インターネットを使った調査で、全国の男女288人が回答した。調査期間は22年12月13〜20日。