ニフティ(東京都新宿区)は運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」にて、「勉強・受験」に関するアンケート調査を実施した。その結果、小学生が中学受験をする理由の1位は「行きたい学校があるから」だった。

●中学受験をする小学生の割合は?

 まず小学生に対して、「中学受験をするか」と尋ねた。回答を地域区分別にみると、「中学受験をする」と答えた割合は中国地方と関東地方、四国地方で高く、それぞれ40%を超えていた。

●中学受験をする理由1位は「行きたい学校があるから」

 中学受験をする理由の1位は「行きたい学校があるから」(65%)だった。2位は「地元の公立中学に通いたくないから」(38%)、3位は「おうちの人のすすめ」(35%)と続いた。

●現中学生の4人に1人が中学受験をしたと回答

 中学生に対し、中学受験をしたか聞いたところ、「した」(26%)、「していない」(74%)という結果になった。

●半数以上が「勉強が好き」と回答

 勉強は好きか聞くと、全体の55%が「好き」(好き:24%、どちらかといえば好き:31%の計)と回答した。なお「好き」の割合は小学生では59%、中学生では46%となった。

●苦手な教科1位は「算数・数学」

 苦手な教科を尋ねたところ、全体の1位は「算数・数学」(41%)だった。算数・数学は国語、社会と並び「好きな教科」でも1位を獲得していたが、苦手だと感じている人も多い様子が伺えた。

 なお「苦手な教科はない」は、21年の調査では全体2位だったが、今回の調査では全体5位となっていた。

 調査は22年12月30日〜23年1月23日、インターネットで実施。調査対象者は小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者、有効回答数は2042件。