oricon ME(東京都港区)が、「ネット証券」「iDeCo証券会社」「スマホ専業証券」についての満足度調査を実施した。ネット証券総合ランキングの1位は「SBI証券」(70.2点)、2位は「楽天証券」(69.8点)、3位は「松井証券」(68.2点)だった。

●SBI証券の1位は14度目 楽天証券は4項目で1位

 「SBI証券」の総合1位獲得は、今回で通算14度目。全9つの評価項目では、「取扱商品」「資産管理」「システムの安定性」で1位を獲得した。特に、“投資できる商品の種類”などを評価する「取扱商品」は、2015年から(17年の発表はなし)8年連続で1位を獲得している。

 2位の「楽天証券」は、評価項目「口座開設・特典」「取引のしやすさ」「分析ツール」「情報提供」の4項目で1位を獲得した。入会特典やキャンペーンなどを評価する「口座開設・特典」の項目では、「SBI証券」「SBIネオトレード証券」に3.4点差をつけ高い評価を得ている。

 総合4位以下は「SBIネオトレード証券」「マネックス証券」(ともに4位)、「auカブコム証券」「GMOクリック証券」「岡三オンライン」「野村證券」「岩井コスモ証券」「大和証券」の順だった。

●『iDeCo』ではマネックス証券が4年連続1位

 『iDeCo証券会社』ランキングでは、「マネックス証券」(68.8点)が4年連続で総合1位を獲得した。次いで「SBI証券」(68.7点)、「楽天証券」(68.4点)と続いた。「マネックス証券」は、全5つの評価項目のうち「申込み手続き」「取扱商品」「情報提供」の3項目で1位を獲得した。

●スマホ専業ではPayPay証券が2年連続1位

 『スマホ専業証券』ランキングでは、「PayPay証券」(71.0点)、「LINE証券」(68.8点)、「CONNECT」(67.9点)が上位となった。「PayPay証券」は、全8つの評価項目のうち「取引手数料」「取引のしやすさ」「アプリ・サイトの使いやすさ」「資金管理」「情報提供」「問い合わせ」「システムの安定性」の7項目で1位を獲得した。

 調査結果の詳細は、公式Webサイトで公開している。