MM総研は、5月20日に携帯電話の月額利用料金と音声通話・データ通信サービスの利用実態(2020年2月時点)を発表した。本調査はNTTドコモ・au・ソフトバンク(MNO)、Y!mobile・UQ mobile(サブブランド)、MVNOそれぞれの音声通話サービス利用者に対するアンケート調査に基づき分析したものとなる。

 スマートフォン利用者の月額利用料金は6755円で、キャリア3社のフィーチャーフォン利用者は2535円、サブブランド利用者の月額利用料金は3818円、MVNO利用者の月額利用料金は2394円となった。2019年と比較するとキャリア3社のスマートフォン利用者の月額利用料金は7563円で、808円下がっている。

 端末の購入金額(端末の実質的な支払い総額)については、キャリア3社のスマートフォン利用者が5万4777円、キャリア3社のフィーチャーフォン利用者が1万5279円、サブブランド利用者が3万5109円、MVNO利用者が3万5967円となる。

 スマートフォン利用者の前月データ通信量は「わからない」と回答したユーザーを除いた平均データ通信量は6.94GB、中央値は3.00GBとなった。有効回答を対象とした月間通信量は「1GB」が29%、「2GB」が16.7%、「3GB」が13.4。59.2%のユーザーが3GB以下の通信量で、7GBまでの累計では約79.2%を占めた。月間通信料(2015年3月〜2020年2月)について分析すると、平均データ通信量は2017年2月から約3年間で約2.72GB増加した。

 スマートフォン利用者へ、音声通話時間を携帯電話番号とIP電話・アプリ電話それぞれ聞いた。1週間の平均通話時間は、携帯電話番号からの場合はキャリア3社が23.3分、サブブランドが19.6分、MVNOが9.4分。IP電話・アプリ電話からの場合はキャリア3社が20.1分、サブブランドが10.4分、MVNOが12.1分となった。通話時間を合算するとキャリア3社は43.4分、サブブランは30分、MVNOは21.5分となった。通話時間の推移(2018年4月〜2020年2月)について分析すると、通話時間の減少傾向が見られた。

 1週間のスマートフォン利用時間は839分となった。通信事業者別に見るとキャリア3社は887分、サブブランドは772分、MVNOは744分となった。利用時間の推移(2018年4月〜2020年2月)について分析すると2018年と比べ2019年2月は減少、2020年2月で増加傾向が見られ、通信事業者別ではMVNOのみ2年連続で利用時間が増加している。

 1週間の利用時間を用途別に分析した結果、スマートフォン利用者全体では「インターネット検索・情報収集」179分(21.4%)が最も多く、次いで「SNS」133分(16%)、「ゲーム」105分(12.5%)、「メール・メッセージの送受信」87分(10.4%)、「動画視聴」81分(9.7%)、「音楽視聴」49分(5.8%)、「カメラ撮影(写真撮影)」41分(4.9%)。 通信事業者形態別に見ても上位5項目は同様で、キャリア3社は「動画視聴」、サブブランドは「メール・メッセージの送受信」「SNS」、MVNOは「インターネット検索・情報収集」が多い。