「iPhone 12」シリーズがついに5Gに対応した。日本ではドコモ、au、ソフトバンクが扱うことが決まっており、これら3キャリアの5Gネットワークが利用できる。では、具体的な対応状況はどうなっているのか、チェックしていこう。

 iPhoneは、国や地域によって対応周波数が異なり、その違いは「モデル番号」に現れている。日本で取り扱われるモデル番号は、iPhone 12が「A2398」、iPhone 12 miniが「A2402」、iPhone 12 Proが「A2406」、iPhone 12 Pro Maxが「A2410」。

 5Gの対応周波数は、n1(2100MHz)、n2(1900MHz)、n3(1800MHz)、n5(850MHz)、n7(2600MHz)、n8(900MHz)、n12(700MHz)、n20(800DD)、n25(1900MHz)、n28(700APT)、n38(TD2600)、n40(TD2300)、n41(TD2500)、n66(AWS-3)、n71(600 MHz)、n77(TD3700)、n78(TD3500)、n79(TD4700)となる。この中で日本の3キャリアが運用しているのは、ドコモがn78とn79、auがn77とn78、ソフトバンクがn77となり、Sub-6は全てサポートしている。

 ちなみに、Appleが発表した5Gのパートナーキャリアに含まれていないが、楽天モバイルが運用しているn77もサポートしている。

 なお、米国向けモデルはミリ波のn260(39GHz)とn261(28GHz)をサポートするが、日本で4キャリアに割り当てられているn257(28GHz)のミリ波はサポートしない。日本ではSub-6のみだが、Appleによると、iPhone 12シリーズは5Gで下り最大3.5Gbpsの通信速度(理論値)を実現するという。なお米Verizonのミリ波接続時には下り最大4Gbpsに向上する。

 5Gをより効率よく利用できるよう、バックグラウンドでの通信など5Gの速度を必要としないときは自動的にLTEへ接続して、バッテリー消費を抑えることもできる(5Gエリアで常時5Gに接続させることもできる)。