Galaxyシリーズの最新モデルはWindows 10 PCとの連携が強化されています。Windows 10の最新のスマートフォン連携機能(Your Phone)を使い、Windows上でスマートフォンのアプリを動かすことができるのです。実際にそのデモをGalaxyのショールームである原宿の「Galaxy Harajuku」で見ることができます。そしてそこに展示されているノートPCがちょっと気になる製品でした。

 Galaxyの上位モデルはサムスンの「DeX」機能を使うことで、Windows 10上でGalaxyのデスクトップを動かすことが可能。専用のデスクトップモードを利用でき、複数のアプリを自由なウィンドウサイズで動かすことができます。一方、Windows 10の新しい機能はAndroidスマートフォンのアプリ一覧を表示し、アプリをWindows上でそのまま動かすことができるのです。

 Galaxy HarajukuのデモエリアにはノートPCが合計4台置いてあります。それぞれにはGalaxyの最上位モデル「Galaxy Note20 Ultra」「Galaxy S20 Ultra」がワイヤレスで接続された状態で展示されています。ノートPCのディスプレイを見ると、接続されたスマートフォンのアプリ一覧と、メッセージや通知を開く画面が並んで表示されています。

 試しにノートPCのタッチパッドを操作してGoogle マップを起動すると、スマートフォンと同じ画面サイズで地図が表示されました。オフィスや自宅でWindows 10 PCを使っているときにスマートフォンを接続しておけば、ある程度の操作がPCでもできるわけです。ただし起動できるアプリは1つだけ。複数のアプリを同時に起動することはできません。

 便利だなと思ったのがカメラ。スマートフォンのカメラをリモートコントロールできるのです。これがWebカメラになればもっと便利なのですが、いずれ対応してくれるでしょうか?

 さて、設置されていたノートPCは15.6型と13.3型がそれぞれ2台ずつ、合計4台。日本で見かけないデザインをしています。よく見ると「Samsung」のメーカー名が見えます。海外で販売されているサムスンの「Galaxy Book Flex」シリーズがここには展示されているのです。サムスンのノートPCを日本で見かける機会はあまりないでしょうから、これは貴重な体験かも。

 15.6型の方を見てみましょう。キーボードにある青いキーは指紋認証センサーです。CPUはIntelの第10世代i5プロセッサ(i5-1035G)、メモリ8GB(LPDDR4)。ディスプレイは15.6型1920 x 1080。ということで最新の製品のようです。

 全体的にメタリック仕上げの角ばったデザインはシャープな印象を与えてくれます。ディスプレイの左右からの視野角も広いようです。重量は約1.5kg。

 パネル部分は左に寄せて「Samsung」の文字。海外ではこのデザインのPCをよく見かけますが、日本ではここ以外ではなかなか見られないでしょう。

 側面にはUSB Type-C端子などが並びます。左側にあるスロットはmicroSDトレイ。また右側にはType-C端子に充電ケーブルが外れないように接続されていますが、その後ろにはペンが隠されています。Galaxy Book FlexはGalaxy Noteシリーズ同様、専用のスタイラスペン「Sペン」に対応しています。

 Galaxy Book FlexはレノボのYogaシリーズのようにヒンジが完全に回転します。180度開くことももちろん可能です。

 ディスプレイを反転させるようにして立てることも可能。タッチパネルなのでこのまま操作できます。Sペンを出せばペン操作も可能です。

 そして完全に裏返せばタブレットとしても使えます。さすがに15.6型モデルはやや大きいと感じてしまいますが、13.3型モデルなら小脇に抱えてタブレットとしても常用できそう。

 サムスンはテレビや家電なども海外では出しており、スマートフォンと連携できる製品も数多く販売しています。日本ではスマートフォンを中心としたモバイル製品に絞った製品展開をしており、他の製品が上陸する話は聞かれません。Galaxy Harajukuでは過去に日本発表前の「Galaxy S10」「Galaxy S10+」グローバルモデル(技適取得済みの展示用)や、折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」をショーケース内に展示していたこともあります。

 日本では見られないサムスンの最新製品もGalaxy Harajukuに行けば見ることができるかもしれません。関東近郊の人はもとより、東京に出掛ける用事があったら原宿に足を延ばしてみてはいかがでしょうか?