自宅でテレワークをするようになった人の中には、スマホのデータをほとんど使わなくなったという人も多いだろう。そこでMNOと代表的なMVNOの1GB以下のプランを比較した。料金は全て税込み。

●楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」は1GB以下なら0円

 データの使い方にムラがある場合、使ったデータ量に合わせて料金が変わる従量制プランが便利だ。大手3キャリアの従量制プランは1GB以下の最低料金が3000円台前半。各種割引を反映すると2200円程度で利用できるので、割安感はある。

 とはいえ、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」にはかなわない。このプランは1GB以下なら何と0円。しかも「Rakuten Link」アプリを利用すれば通話がかけ放題になり、このアプリの通話やSMSのデータ量は、月々のプラン料金のデータ量にはカウントされない。

 ただし、この1GB以下無料の適用は1回線目のみ。1人で複数回線を利用する場合、2回線目以降は最低料金が3GB以下の1078円になる。また一定期間以上、回線の利用がない場合には回線の利用停止や解約になることもあるので注意が必要だ。

●MVNOではHISモバイルとOCN モバイル ONEに注目

 MVNOで従量制プランを採用しているHISモバイルの「格安ステップ」プランは、楽天モバイルの0円を例外とするなら、1GB未満で月額590円と安い。このプランは1GB超〜3GB未満においても最安なので、3GBまでの小容量利用者におすすめだ。

 ただし、光回線とのセット割引が適用した場合は、OCN モバイル ONEの「1GB/月コース(音声対応SIMカード)」が、月額550円とHISモバイルよりも安くなる。なお、10月21日からNTTドコモがドコモショップで取り扱う「エコノミーMVNO」として、OCN モバイル ONEでは500MBで月額550円のコースを提供する。こちらはOCN光モバイル割の適用外だが、1GB未満の割引前料金では最安だ。

 またBIGLOBEモバイルでは新規契約に対して「プラン月額料金値引き特典」を提供するキャンペーン中で、「プランS(1ギガ)」の月額1078円が12カ月間、770円に割り引かれる。この特典料金から光回線とのセット割引適用でさらに220円が割り引かれるので、OCN モバイル ONE と同様の月額550円で利用できる。

 BIGLOBEモバイルではYouTube、Apple Music、Spotifyなど21種類の対象サービスがカウントフリーになる「エンタメフリー・オプション」を月額308円(音声通話SIMの場合、初回最大6カ月無料)で提供しているのも魅力。J:COM MOBILEでも「J:COMオンデマンドfor J:COM LINK」と「J:COMミュージック」の料金は別途かかかるものの、データ通信量がカウントフリーになるので、動画や音楽を楽しみたいなら、カウントフリー特典があるプランを選ぶのもアリだ。

 KDDIの「povo2.0」では、390円で1GBのデータ容量をトッピングとして追加できるが、有効期限は7日間に限られる。1カ月間データ通信を利用するなら、990円で3GB/30日間のトッピングを利用する方がお得だ。

●お試ししやすい1GB未満のプランはやや割高

 MVNOをお試ししやすい小容量プランとして、イオンモバイルでは0.5GBのプランを用意。10月1日以降から音声プランの月額料金が一律220円値下げされたので、月額803円で利用できる。ただ1GBプランとの差が55円しかないので、お得さという意味では1GBプランを選ぶことをおすすめしたい。

 mineoでも「お試し200MBコース」を提供しているが、「シングルタイプ(データ通信のみ)」は月額330円と安いものの、「デュアルタイプ(音声通話+データ通信)」は月額1100円になるのでやや割高。利用期間は最大2カ月で、満了後は自動的に1GBに移行することも頭に入れておきたい。

●まとめ

・1GB以下のスマホ料金で最安は何と言っても0円の楽天モバイル

・割引なしで月額590円/1GBのHISモバイルにも注目

・各種割引適用後ならOCN モバイル ONEとBIGLOBEモバイルが月額550円/1GB

 この記事は2021年10月15日時点の情報です。