データ容量やテーマ別にお得なスマホプランを紹介する「スマホ料金プランの選び方」。この連載で何度も最安値となってきた楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」プランは、いったいどれほどお得なのか、1GB以下、3GB以下、20GB以下、無制限の4つの容量別に検証してみた。なおこの検証にはキャンペーンなどは考慮しない。料金は全て税込み。

 まずはRakuten UN-LIMIT VIのプランについておさらいしておこう。このプランは利用したデータ容量に合わせて料金が変わる段階制。1GB超〜3GB以下が月額1078円、3GB超〜20GB以下が月額2178円、データ無制限が月額3278円となっている。

 最大の魅力は、1GB以下なら無料という価格設定(2〜5回線目は1078円)。「Rakuten Link」アプリを利用すると、国内通話がかけ放題になるのも見逃せない。

 ネックはデータ無制限で利用できるのは楽天回線エリアのみで、それ以外のパートナーエリアは5GBまでは使えるものの、それ以降は最大1Mbpsの利用になってしまうこと。ただ楽天回線エリアは拡大中で、現在は人口カバー率94%(2021年10月14日時点)、2022年春には96%に拡大予定とのこと。利用するエリアにもよるが、影響は少なくなっているように思う。

●1GB以下のプランを比較

 1GB以下のプランで楽天モバイルの次に最安のプランは、OCN モバイル ONEが月額550円で提供している「500MB/月コース」だ。HISモバイルの「格安ステップ」では月額590円の1GBプランを提供しており、1GBあたりで考えれば格安ステップの方が安い。どちらも通話料金は30秒11円。専用アプリ不要で通話できるのは便利だが、楽天モバイルの1GB以下が無料、国内通話かけ放題には及ばない。

【更新:2021年10月27日20時20分 OCN モバイル ONEの「500MB/月コース」について追記いたしました。】

●1GB超〜3GB以下のプランを比較

 1GB超〜3GB以下のプランでは、HISモバイルの格安ステップが最安。月額790円という料金は楽天モバイルの月額1078円よりも288円安い。30秒11円の通話料金を考えたとしても、13分までの通話ならHISモバイルの方が安く利用できる。

●3GB超〜20GB以下のプランを比較

 3GB超〜20GB以下については、20GBまで利用できるプランで比較した。通話料金が含まれるプランではHISモバイルの「格安弐拾プラン」と、日本通信の「合理的20GBプラン」が月額2178円で最安。この料金は楽天モバイルと同額になる。いずれのプランにも70分の通話料金が含まれているので、よほど長く通話をする人でない限り、楽天モバイルと同額といえる。

●データ無制限のプランを比較

 データ無制限のプランを提供しているのは、楽天モバイル以外は大手3キャリアのみ。この中ではauの「使い放題MAX 5G」と、ソフトバンクの「メリハリ無制限」が月額7238円で最安。各種割引が適用すると月額4928円になるものの、楽天モバイルの月額3278円から考えると高い。しかもauとソフトバンクのプランでは通話料金は別途必要になる。

 これらの検証から、1GB超〜3GB以下を除いて、楽天モバイルの方が安いもしくは同等になることが分かった。ただ圧倒的にコストパフォーマンスが高いのが、データ容量無制限の料金設定。主な利用が楽天回線エリア内であれば、検討する価値は大いにあるだろう。

●まとめ

・楽天モバイルは1GB以下なら無料で利用できる

・1GB超〜3GB以下はHISモバイルが最安

・データ容量無制限においては圧倒的なコストパフォーマンス

・国内通話が無料になるので、よく通話をする人ならさらにお得

※この記事は2021年11月1日時点の情報です。