KDDIと沖縄セルラー電話は9月15日から順次、auブランドで取り扱っているスマートウォッチに対する「国際ローミング」サービスを提供する。これにより、Galaxy Watch6のLTEモデルやApple WatchのGPS+Celluarモデルにおいて、一部海外でも音声通話やデータ通信を行えるようになる。

●スマートウォッチに対する国際ローミングサービスの概要

 対象機種では、auのスマートウォッチ向けプラン「ナンバーシェア」(月額385円)に加入することで対象の国/地域において音声通話とデータ通信を利用できるようになる。ローミング中の各種料金は、スマートフォン向けの国際ローミング料金が準用される。

 対象機種は以下の通り。

・Galaxy Watch6(9月15日から対応)

・Series 5以降のApple Watch(9月19日から対応:watchOS 10以降)

 本サービスはVoLTEサービスを提供する国/地域で利用できる。データ通信を行う場合は、ペアリング(ひも付け)先のスマホ(回線)で「世界データ定額」の利用を申し込んでおく必要がある。9月15日時点では、以下の国/地域で利用可能だ。

・米国(本土、アラスカ、ハワイ)

・ローミング先:AT&TまたはVerizon

米国(グアム、サイパン)

・ローミング先:DOCOMO Pacific(旧Guam Celluar)

カナダ

・ローミング先:Telus

台湾

・ローミング先:Chunghwa Telecom、FarEasTone、Taiwan Mobileのいずれか

香港

・ローミング先:SmarTone

ベトナム

・ローミング先:Viettel

インド

・ローミング先:Reliance Jio

インドネシア

・ローミング先:Smartfren Telecom Tbk

デンマーク

・ローミング先:Telenor Denmark