ヤマト運輸は6月16日、“置き配”に特化した配達サービス「EAZY」をEC事業者向けに提供すると発表した。まずはファッション通販サイト「ZOZOTOWN」と、「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」の出店者を対象に、24日から順次申し込みを受け付ける。

 EAZYでは対面での受け渡しに加え、玄関前や車庫など希望の場所に荷物を届ける置き配に対応。場所はWebサイトから受け取り直前まで変更できる。配達完了時にはメールで通知。受取人がヤマト運輸の会員サービス「クロネコメンバーズ」に登録していれば、コンビニや宅配ロッカー「PUDOステーション」での荷物の受け渡しにも対応する。

 配達は外部のパートナー企業や個人事業主などの「EAZY CREW」と連携して行う。置き配の場合は荷物を置いた場所の写真を撮影し、受取人が確認できるようにする。

 新型コロナウイルス感染症が広がる中、配達員と消費者が対面せずに荷物を受け取る配達スタイルに需要が集まっている一方、置き配には「受け取り場所を直前に変更できない」「いつ配達されたか分からない」といった課題があるという。

 10月には、ECサイトでの商品購入時に受け取り方法を指定できるようにする他、ヤマト運輸の宅急便取扱店での受け渡しにも対応する予定。今後は個人情報を記載しない伝票や、「何軒後に荷物が配達されるか分かる」というリアルタイムな追跡システム、顔認証などを用いた配達方法などの開発も行うという。