KDDIなど3社は7月9日、タクシーを相乗りして通勤する実証実験を都内で行うと発表した。KDDIの社員約2000人を対象とし、公共交通機関の混雑や不特定多数の人との接触を避け、新しい通勤スタイルの確立を目指す。

 協業するのはKDDI、国際自動車(東京都港区)、配車サービスを手掛ける未来シェア(北海道函館市)。KDDIが全体のサービス設計を行い、未来シェアが相乗り用配車システムを提供。タクシーの運行は国際自動車が行う。

 都内の一部エリアと飯田橋、新宿、虎ノ門エリアの事業所間で運行する。期間は7月13日から8月7日まで(平日のみ)。

 出勤は前日の夜まで、退勤は当日の昼までに、配車アプリで乗降場所や時間を指定し配車を予約。乗降場所は自宅や事業所周辺のコンビニなどを選択できる。

 同じルートを通る他の社員とのマッチングを行い、運行ルートを確定。タクシーが乗客を複数人ピックアップし、目的地周辺へ送迎する。

 通勤の所要時間や利用者の相乗りサービスへの意識などを検証し、「アフターコロナ時代の通勤スタイルの確立やMaaSサービスの拡大を目指す」(KDDI)としている。