日本通信は7月14日、通話し放題、データ通信3GBで月額2480円(税別)のMVNOサービス「合理的かけほプラン」を発表した。6月30日の総務大臣裁定を受け、NTTドコモから原価ベースの回線調達が可能になったことで実現した。7月15日の午後1時から「日本通信SIM」ブランドサイトで申し込みの受付を始める。

 データ通信は、月間のデータ使用量が3GBを超えると1GBあたり250円の「おかわり課金」を自動適用。利用者はその月の上限値をあらかじめ設定できる。「仮に月に7GB使っても3480円。実際の支払いはデータ使用料に応じた分だけという合理的な携帯料金」という。

 通話料金の4割削減を目指していた日本通信は、2019年11月にNTTドコモの音声通話サービスの卸価格について総務大臣に裁定を求める申し入れを行い、今年6月30日に総務省は「適正な原価に適正な利潤を加えた金額を超えない額で設定する」と日本通信の主張を認めた。同社はデータ通信サービスについても2007年に総務大臣裁定を申し入れ、主張が認められている。

 日本通信は「データ通信と音声通話の両方が原価ベースで調達できるようになった。24年間のMVNOの歴史上、初めて利用者にとって合理的な携帯料金プランを実現できた」としている。