タレント事務所KAMITSUBAKI STUDIOは10月10日、歌声合成ソフト「CeVIO AI」向けに、バーチャルYouTuber(VTuber)「花譜」をモデルにした音源「可不」を冬に発売すると発表した。楽譜を入力すると、花譜の歌い方をシミュレーションした歌声を合成する。詳細な発売日、価格は未定。

 花譜はYouTubeやInstagramを中心に楽曲を公開しているVTuber。11月25日には2ndアルバム「魔法α」を発売する。代表作「過去を喰らう」はYouTubeで900万回以上再生されている。

 CeVIO AIは音声合成技術の開発を手掛けるテクノスピーチ(名古屋市)が年内に発売する予定の歌声合成ソフト。ディープニューラルネットワーク(DNN)や畳み込みニューラルネットワーク(CNN)といった技術を採用している。実在する歌手などの声を事前に学習したAIが、入力された楽譜データを基に本人らしい声質や歌い方を再現する。

 専用音源を開発するベンダーと協力し、来春をめどにCeVIO AIで使える話し声合成用音源「ONE」「IA」や、歌声合成用音源「結月ゆかり」「v flower」といった製品を順次発売する予定。